スタッフブログ
地鎮祭と、建物の位置出しを経て、
いよいよ、基礎工事がスタートです。
基礎工事は、基礎鉄筋をくみ上げて、
設計図面通りに配置をされているか、検査することが重要です。
国の基準での設計指針もありますが、
英設計では、構造計算を行い、
基礎に配置する鉄筋の本数を設計していきます。
なので、
国の基準の本数より多くなります。
スケール(メジャー)をあてて、間隔のチェックをしていきます。
自由設計の場合は、
国の指針でも鉄筋の本数を設計できますが、
しっかりと構造計算を行うと、国の指針よりも多い本数で計画しないと、
基礎が力を発揮できなくなります。
一か所ずつ、しっかりと設計していきます。
同時に、図面通りに現場が施工されているかをチェックするのも、
設計事務所の仕事になります。
外部の保険検査員の方にもチェックを頂き、
2重、3重の検査をしていきます。
特に注意深く設計して、現場を検査する必要があるのが、
「人通口」と言われて、床下を検査して通れるようにできる通路部分。
ここが、基礎としては弱くなってしまう部分なので、
ここを補強しながら設計することが重要です。
人通口の部分のみを他よりも彫り込んで、
深く基礎の背丈を確保したりして、強度を増やしていくことが大切です。
鉄筋の検査が出来ると、いよいよコンクリートを流し込んで基礎を形成していきます。