スタッフブログ

お施主様との詳細打ち合わせが進んでいき、

工事見積がスタートしていくと、各施工業者さんに図面を配布して、

見積もりを依頼していきます。

 

そうすると、

各業者さんたちから、質疑も飛んできます。

 

「ここは、どういう感じ?」

「こうしたほうがいいんじゃない?」

「ここ、施工しにくいから、もう少し調整可能?」

という具合に、バランスを取っていきます。

 

もちろん、お施主様と打合せをさせていただいた図面が基本で、予算もあるので、

すべてを許容するわけではありません。

 

・施工しにくい

・ここ、もう少しこうしたほうが。。

というのは、職人さんたちが日ごろ現場で感じていることで、

裏を返すと、「きれいに仕上がらない」という可能性を秘めています。

 

「あとちょっと、こうしたほうが良くなる」

 

という、非常に目に見えにくい部分になります。

 

こういった部分を、打ち合わせや質疑に対応することで、

設計もブラッシュアップされていきます。

 

すべてがすべて、職人さんのやりやすいように変更していくのではなく、

お施主様の意向も踏まえて、

「ここは、お施主様とのこだわりだから、やりにくいけどここは頑張ってほしい」

という要望も出しつつ、よりよいバランスを模索していきます。

 

今回は、基礎やさんからの相談。

図面を起こしてくれて、積算して、相談をしてくれます。

 

そこに、許容できる要望と、こちらからも、

そうする場合には、こうしてほしい、というオーダーを出します。

 

事前の打ち合わせをしながら、ひとつずつ詰めていく作業は楽しい。

もちろん、工事がスタートしてからもこれの繰り返しなのです。

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※相談は無料です。調査研究、作図等の実費を伴う作業が必要な場合は、事前にご説明して進めさせて頂きます。

【平屋】断熱構造見学会(松本市)