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基礎コンクリート施工前の鉄筋配筋が完了しました。
基礎工事がスタートすると、
基礎の骨組みになる「鉄筋」を施工していきます。
コンクリートは、圧縮・せん断力には強いのですが、
引張に弱いため、引張に耐えるために鉄筋で補強をしていきます。
必要な鉄筋を配置することで、
耐震等級3を支えるための基礎構造にしていきます。
きちんと補強することで、
圧縮・せん断にも、引張にも耐えることができる
「鉄筋コンクリート造」となります。
ここの、鉄筋をどのように配置するかは、
各物件ごと、構造計算を実施して、
配筋のピッチや採用材料(メンバー)を決めていきます。
耐圧盤の配筋ピッチは、
基本は@300ですが、
上部構造の荷重を考慮して、
部分的に、配筋ピッチが変わる部分もあります。
この写真は、@150ピッチですが、
この写真の部分では、@300の配筋ピッチになります。
こういった部分も、
図面通りになっているかを現場でチェックしていきます。
(全数検査なので、、、大変、、、)
そのほかに、
人通口になる部分は、
基礎地中梁が必要になる場所もあるため、
基礎の掘り込みが正しく施工されているかもチェックしていきます。
水道の引き込み箇所もチェックしていきます。
下水の配管パイプも基礎を貫通するので、
配筋の補強がなされているかをチェックしていきます。
検査が完了すると、いよいよコンクリートの施工を行います。