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少し前の日経ホームビルダー(建築住宅業界雑誌)ですが、
「崖地での建築の危険性」を訴えていました。
行政からの指導があって、
崖地での住宅に対して、動きがあった様子。
少し前の日経ホームビルダー(建築住宅業界雑誌)ですが、
「崖地での建築の危険性」を訴えていました。
行政からの指導があって、
崖地での住宅に対して、動きがあった様子。
(記事なので、拡大できないようにしています。)
(ご興味ある方は、事務所で読むことができます。)
崖地での建築に対して、危険性を鑑みての
行政から指導が入った様子。
昔、建築希望地のすぐ後ろに、
崖地(2m以上の高低差のある山)をもった敷地に対して、
プラン依頼をされたことがあります。
建築希望地は、それは、見晴らしが良く、
松本を一望できそうな場所でした。
しかし、
そのすぐ後ろには、
雨や、ゲリラ豪雨が起これば、
全ての雨量が敷地内に流れ込みそうな立地であったのを覚えています。
「この景色を眺める住宅を設計出来たらどんなにいいだろう・・・」
そう思ったことを覚えています。
ですが、
どんなことにも、コインの裏と表があるように、
良い面と悪い面が存在します。
建築は、「良い面」ばかりをとらえて設計することはできないのです。
その建築主様には、
選定された建築地の崖地がもたらす危険性を説明させていただきました。
決して、「悪い面」に対して、見て見ぬふりをせずに、
正直に、建築主にも伝えること。
それが、とても大切な役割だと感じています。
安心できる住まい。というものは、
きちんと、良い面と悪い面を理解して、
そのバランスが、緊張感ではなく、穏やかな均衡にあることが、
心地よいのだと思います。
公平な目線を大切に設計をしていこう。
雑誌を見て、改めてそう思った日でした。
こういった、建築業界の雑誌など、
ストックがあります。
「読んでみたい。」という方は、事務所でご紹介させていただきますので、
お気軽にご相談ください。