スタッフブログ
「家を建てよう!」と思っていらっしゃる方にとって、
・ 使い勝手のいい間取りってどんな感じ?
・ 家のカタチって、どんな感じがあるの?
・ 冬暖かくて、夏涼しい家ってどうしたらいいの?
・ 玄関をどこへもってきたらいいの?!
・ 庭で家庭菜園やBBQがしたい
・ エネルギーのかからない家にしたい!
・ 明るくて、お友達が集まる家がいいなあ~ などなど・・・
思い描く夢はたくさんあることでしょう。
今日は、そんな夢を伝えるには、どうしたらいいだろう?
そして、設計者はどんな風に夢をカタチにしていくのだろう?
そんな家がカタチになっていく過程で、考えておくべき点についてもお話をしました。
また、実際にご自身の希望がカタチになっていく過程もごらんいただきました。
まず、「こうしたい」のあれこれを紙に書き出してみてください。
ただ書き出してみることです。
それを家族全体でやってみると、一人一人がどんなことを考えているかが分かってきます。
そして、それを整理していきます。
家族全員で暮らすわが家ですから、誰かひとりが決めてしまう家にならないように配慮しましょう。
そんな難しい話を、まとめていくお手伝いをするのが設計者の役目なんです。
間取りの配置が、計画の土地にうまく配置できたら、図面に描いてもらいましょう。
その時に、屋根の形や家のデザインの好みを伝えておくことも大事なポイントです。
太陽光パネルを載せる予定であれば、屋根の形状は効率のいい形がいいでしょう。
このときに、構造や採光などの決まりごとを設計者は考えて設計していきます。
参加者の皆さんに、実際にお考えのプランを書き出して、敷地に配置してもらいました。
ご夫妻でも、玄関の位置や間取り、また希望の内容が違うことに驚かれていました。
そう、こういうことが大事なんです。
それぞれのご希望の理由を知ることからですね。
間取りの取り方や考え方を、模型で説明すると、皆さん納得でした。
次は、参加者の方とのヒヤリングです。
どんな間取りにしたいんですか?
ご自身でお考えの配置に、所長がヒヤリングをしながら描いていきました。
お考えが矛盾しているところは、所長からアドバイスをもらいながら、ひとつづつカタチになっていきました。
「ああ、そうか・・・なるほど・・・・」とうなづきながら、また笑いながらのやり取りが面白かったです。
こんな設計プランニングが、建て主の皆さんには、とっても楽しい時間であり、夢がカタチになっていくワクワクの時です。
ご希望している部屋の配置がみえてきましたね。
周りでみていた他の参加者の方がたも、「なるほど・・・・」のようでした。
最後に、所長が描いたラフスケッチをお見せしました。
「わあ、すごい!」
皆さんから声が上がりました。
平面図だけでは見えない部屋の雰囲気、 そしてその場所がどう見えるのか?がより明確にお伝えすることができます。
今では、コンピュータで打ち出すカチッとしたパースが主流になりましたが、
所長は、このハンドライティングにこだわって描いてお見せしています。
温かさや、ぬくもりが伝わってくる「わが家」であって欲しいと願っているのだそうです。
最後に、まだ設計業界にコンピューターなど無かった頃に、
所長が手描きしたプロジェクトの図面をごらんいただきました。
「えっ? これ全部、手描きなんですか?」
インクとペンで描くこの1本1本の線だけです。
1箇所でも間違ったら、すべて書き直しです。
計画される土地の地図はもちろん、土地の形状も正確に書き上げるんですね。
すごい技も、今ではコンピューターがやってくれる時代になりました。
だからこそ、人の温かみを感じる家づくりをしたいと所長は言います。
今回の勉強会は、新しい試みでした。
家をカタチにする過程が、実はとても大事なプロセスだということをお伝えできたらと企画しました。
「将来は、建築士になってみたい!」
そう夢を描いてご参加された方に、「やりがいのある仕事だと実感しました」と嬉しい報告をいただきました。
私たちこそ、嬉しいです。がんばってトライしてくださいね。 (by MEG)
暑い時期の8月の勉強会はお休みです。
次回の勉強会は・・・
〇 9月13日(日)13:00~15:00
〇 テーマ 「家づくりの大切なこと」
場所 パナソニック・リビングショウルーム松本 (駐車場あり)
ちいさなお子さん連れでもOKです。 みんなが参加型の勉強会です。
詳しくはHPへ https://www.hanabusa-sekkei.jp