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「ゼロエネルギー住宅って?」
ローマ字の頭の文字をとって、「ZEH」(ゼッチ)ZERO ENERGY HOUSE の略です。
住まい環境の中で消費されるエネルギーを限りなくゼロにする取り組みが始まります。
国(経済産業省)年までに認定がとれる住宅を新築住宅の50%を目指し、2030年には義務化にする方針を発表しました。
つまり、基準の断熱性能をクリアしない家は認めないということです。
今までの化石燃料の輸入に頼ってきたエネルギー問題からの脱却を国は目指しているのです。
そのため、一番消費する暮らしの中でのエネルギーの省エネ率を75%までにする方針です。
16年から20年までに再生可能なエネルギーで賄う「ZEH ゼロエネルギー住宅」の標準仕様を確立します。
そして、2030年には「ゼロエネルギー住宅」の義務化がはじまります。
今まで、分かり難かった断熱性能を数値化することにより、自分の家がどのくらいの断熱性能があるか?
はっきりと、数字でわかるようになります。
その数値を「UA」と呼びます。
地域によって、目標とする数値は変わります。
最高レベルは北海道・東北地方の1~2地域 = UA 0.5以下です。
それぞれの地域によって、目指す数値は異なりますが、消費エネルギーを今より20%削減が必要です。
また、建築設計内容の重要性はもちろん、再生可能なエネルギーを創り出す仕組みも備えておく必要があります。
加えて、発電したエネルギーを蓄えておく「蓄電池」の開発も急務です。
蓄電池の代用として、電気自動車に蓄電しておく方法も一つの手段でしょう。
英設計の今までの家づくりを、今回の「ZEH」の断熱性能で評価をしたところ、
長野県エリアの標準値をはるかに下回っていました。
今後は、さらに最高レベルの「北海道基準」をめざす設計も可能であることを確認しました。
耐震等級や省エネ等級などは数値化されていましたが、
いままで分かり難かった「断熱性能の数値化」が、これからは明らかになっていきます。
これから家の計画をお考えの方は、この「ZEH」が2030年には義務化になることを踏まえて、
設計内容に、「ZEH」の取り組みを是非くわえて計画を進められることをおススメします。
●次回の勉強会は、10月18日(日) 13:00~15:00
テーマ 「住宅ローンを安心して返済」
場所 パナソニック・リビングショウルーム松本
参加無料・駐車場あり・小さなお子さん連れでもOKです。
参加型の皆さんとお茶を飲みながら、何でも話し合いながら進めていく勉強会です。 気楽にご参加ください。