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【 お金の不安を解消しよう! 】
「そろそろ、家づくりを考えようか・・・」
「でも、お金のことが気になる・・・住宅ローン借りられるんだろうか?」
そんな家づくりのお金のことって、
大金だし、やっぱり気になって、なかなか前向きに考えられない。
そんな思いを、よくお聞きします。
でも、住宅ローンは待っていてはくれません。
最長返済期間35年が、どんどん短くなって、月々の返済額も高くなってしまいます。
そんな不安な思いを解消できるように、
「家づくりのお金」にまつわる大事なポイントをご一緒に考える勉強会でした。
〈 気になる言葉 〉
①坪単価
一番気になる言葉ですが、
「坪単価」で比較する時は、工事内容を同じにして比較してください。
「建築本体工事費」という言葉がいいでしょう。
一般的に比較ができるのは、本体の骨組み(基礎工事・構造体等)です。
「別途工事」は、全体の費用には含まれていませんので注意が必要です。
断熱性能を上げると、断熱材や窓の性能がグレードアップ!
こだわったキッチンやユニットバスなども、価格に大きく反映します。
同じ工事条件で比較することが大事です。
見積項目の内容が同じ条件かどうか・・・です。
②諸費用って何?
基本的には建築工事にかかる費用以外のお金のことです。
・住宅ローンを借りる費用
・地鎮祭や上棟祝いなどの祭りごと費用
・土地と建物の登記費用
・各種申請手続き費用(確認申請、長期優良住宅申請など)
・火災保険料
・現場の廃材等の処理費用
・工事中の電気水道料
・引越し費用など
以上のような費用が含まれます。
③メンテナンス費用
お引渡し後の修理やお手入れ等の費用です。
住宅は建てたらおしまいではありません。
暮らしていく中で、修理などにかかる費用を考えておかないと大変です。
何かあったら、そのままにせずに「すぐ対処する!」
大きな問題にならないうちに対応することが、メンテナンス費用を抑え、家を長持ちさせるコツですね。
⑤光熱費
光熱費が安くなると、35年間でどのくらいの差がでるか?
1ヶ月平均15,000円安くなったとしたら、630万円╱35年
凄いですね。
そのためには、壁や天井の断熱性能だけではなく、半分以上の熱の出入りがある窓の性能をUPしておく必要があります。
また効率のよい(燃費がかからない設備機器╱エアコン・給湯器など)を選ぶことも大事なポイントです。
それによって、室内の温度差が解消されて快適で健康に暮らせる住まいになって、医療費も削減ですね。
④住宅ローン
「住宅ローンのことは、銀行に相談すればいい!」
なんて安易に考えていませんか?
住宅ローンのしくみをしっかりと理解すると、
自分に最適で、一番条件のいい住宅ローンをみつけることができます。
各銀行には、それぞれ種類の違った住宅ローンがありますが、
結局、タイプは2つだけ。
固定金利と変動金利です。
今は金利が非常に低いので、長期の固定金利のローンが一番!
最初から最後まで支払う総返済額が、最初に確定するため安心ですね。
一番のおススメは「フラット35」です。
35年間実行した時に低金利でずっと変わらないからです。
反対に、
もし時代が金利の高い時だったら、
固定金利ではなく、変動金利で考えたほうがおススメですね。
金利が下がっていけば、そのように推移してくれるからです。
しかし、この場合でも最後まで総返済額は確定できない点では不安が残ります。
どちらにしても、
「自分は住宅ローンが借りられるのだろうか?」が重要なポイントですが、
まずは、住宅ローンについての知識をしっかりと学んで対処することです。
借りられる金額ではなく、借りて良い金額にすることが大事です!
Workshop ワークショップ ~「実は気になる不安な資金計画が自分でも出来る」
最後に、皆さんに簡易な資金計画書に数字を実際に入れて頂きました。
資金計画では、建物の建築費だけではなく、
一番大事なことは、住める状態にするためにかかる費用を全てリストアップすることです。
別途工事や、追加工事を残したままでは費用の総額が決まりません!
希望の返済額、自己資金はいくらに?
簡単ですが、ざっくりとしたご自身の家づくりの計画が見えてきたでしょうか?
家づくりのはじめの一歩になれたら、うれしく思います。
ご参加いただいた方々、本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
◆ ◆◆ 次回勉強会のご案内 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
第139回 賢い住まいづくりの勉強会
テーマ: 完成見学会 『 池田町会染アルプスを望む家 』
日 時: 6月23日(土)・24日(日) 10:00〜16:00
要予約: 見学をご希望の方へ地図をご案内いたします。
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