スタッフブログ
30坪という広さの住宅を狭いと感じられる方もいらっしゃるようです。
そんなことはありません。
30坪の家は、十分に家族で住まうことができます。
(敷地の形状にもよりますが。)
仮に、延床面積(吹抜けを除く室内空間) 30坪の2階建てを想定しましょう。
LDK、お風呂、洗面脱衣、トイレ、
主寝室と子供部屋x2
それぞれに収納付き(畳1枚くらいの広さ)、玄関収納も付けて、
主寝室にはウォークインクローゼットも配置して設計することもできます。
30坪で設計するということは、設計者の プランニング技術力 が真に問われます。
無駄な空間をそぎ落として、シンプルかつ機能的に設計することが求められます。
ここは、難しいことではありますが、お施主様(建て主)と一緒にシンプルな住まいを計画するために
一番楽しい瞬間です。
ちなみに、
30坪の平屋を計画した場合は、
階段が不要になるため、その分室内空間を広くとることができます。
階段だけで畳4枚程度の広さが部屋に生まれ変わります。
すなわち平屋であれば、30坪という広さで、
LDK、お風呂、洗面脱衣、トイレ
主寝室、子供部屋x2
それぞれに収納付き、
主寝室にはウォークインクローゼットをつけて、
リビング横に和室を設けることも可能です。
そんなことができるのは、設計事務所ならでは。
建物をコンパクトに設計して、機能的に配置することで、使いやすくシンプルな住まいとなります。
コンパクトに設計することができれば、
建築に必要な部材も省力化することができ、建築コストも圧縮できます。
圧縮したコストで、さらなるこだわりを追求するもOKですし、
節約して完成することもできます。
そしてなにより、大きな建物に比べ、
室内の空気体積(気積)を減らすことができるので、
より冷暖房効率を高め、住宅性能を高めることもできます。
すなわち、日々の光熱費を抑えることにつながります。
敷地も有効に活用することができ、
庭の空間を広くとることができれば、BBQや家庭菜園などの豊かに暮らす夢も膨らみます。
建物が敷地いっぱいにならなければ、周辺からの朝日や日中の光をたくさん取り込むこともできるのです。
外部の太陽光線を上手に室内に取り込んだり、遮ったりすることができれば
これも冷暖房費を抑えることにつながります。
長野県という地域柄として、『30坪の家』 というだけで、
小さい家・狭い家 と感じてしまわれる方もいらっしゃるようですが、そんなことはありません。
性能を追求していくことと、自由なプランニングを得意とする設計事務所ならでは。
コンパクトに計画し、こだわりを詰め込みたい方、予算を抑えた方はぜひ、無料相談をご活用ください。
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完成見学会のお知らせ
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2016年11月12日、13日に完成見学会を予定しています。
松本市内に『平屋でゆったりと豊かに住まう』がテーマです。