スタッフブログ
平成19年から活動をスタートして今年で7年目になります。今日はその第88回目となりました。
毎回続けてご参加される方がいるので、所長もやりがいを感じています。
最近、お客様から「長期優良住宅って、最近あまり聞かなくなったけど、やっているんですか?」なんて
ご質問をお聞きしたことがありました。
いいえ、大間違いです!
国は長期優良住宅を以前より薦めているのです。
それは、環境問題に対するCO2 削減やランニングコストの削減、そして住宅ローンの支払いを
完済する前に建て直しになってしまうような家づくりを、もうこれ以上させないためです。
これ以上の産業廃棄物処理にお金をかけ、環境に負担もかけられないからです。
今の時代に家づくりを計画する若い方々の将来への不安にも、応えられる仕組みを整えてきました。
家づくりで、一番の不安は住宅ローンではないでしょうか?
「今は大丈夫だけど、35年間払い続けられるだろうか・・・」
大きな金額のローンですから、誰しもが不安に感じるのは当たり前です。
なんとかなるだろう・・・では、だめです。
だからこそ、そんな不安にも応えられる家づくりが長期優良住宅なのです。
長期優良住宅にするには、8項目の条件を満たす設計をする必要があります。
その8項目とは・・・
① 劣化対策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 維持管理をしっかりして、永く住み継ぐ家にする
② 可変性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ライフスタイルの変化に応じて間取りの変更を可能にする
③ 耐震性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 地震の損傷を最大限少なくし、改修に対応できる家である
④ 維持管理・更新が容易 ・・・・・・ 内装や設備の維持管理に必要な措置が講じられている
⑤ 省エネルギー性 ・・・・・・・・・・・ 必要な断熱性能の確保、光熱費の削減が可能
⑥ 住戸面積75㎡以上 ・・・・・・・・ 良好な居住水準の確保に必要な規模の住居である
⑦ 居住環境 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 地域の優良な住環境を確保する(地域環境を壊さない家)
⑧ 維持保全計画 ・・・・・・・・・・・・・ 定期的な点検、補修等の計画が設定されている
以上の項目をクリアした設計計画をする必要があります。
その他に補修費の積み立てなども毎月積み立てておくことも大事なポイントです。
また、定期的な点検をしてもらい、こまめに補修していくと良いでしょう。
そうすれば、永く住み続けられ、また財産となって、将来の生活を助けてくれる家にもなります。
そんな仕組みも長期優良住宅には備えられています。
今回も、参加された皆さんと色々なお話をしながら、楽しい勉強会になりました。
お天気もよく、松本のクラフトフェアーの楽しい日に足をお運びいただき、誠にありがとうございました。
次回の「賢い住まいづくりの勉強会」は・・・
第89回 「家づくりの資金って、どんなもの?」
● 6月22日(日) 13:00~15:00
● パナソニック・リビング ショウルーム松本にて ( 駐車場あり・小さなお子さんもどうぞ)
● お申込み先 : (有)英設計 0263-35-8062
Email : info@hanabusa-sekkei.jp
詳しくはHPへ
https://www.hanabusa-sekkei.jp