スタッフブログ
北海道胆振東部地震、災害に見舞われ、
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
今回の地震は、北海道で震度7が観測されるという
今までは、想定されていないことが起こりました。
最近は、「想定外」 ということが、想定外ではなくなりつつあります。
設計者はもちろん、住まわれる方、建築する方。
住まいにかかわる人々みんなで知恵を出し合い、
想定外を想定内にするように検討を進めていくことが大切だという、気づきがあります。
その反面、「想定できる」資料もあります。
長野県のHPを見てみると、
土砂災害防止法の概要が記されています。(長野県HPより参照)
(長野県 県庁 HPより、参照)
急傾斜地・がけ地・高低差のある地形 での建築・建設には、とても注意が必要です。
しかし、
なかなか、注意喚起が届きにくいのが、実情・・。
長野県のHPで掲載されていたり、市町村の窓口に下記の資料がおかれていたり、
住まい手の手元には、届きにくい状況です。
わかりやすいパンフレットがあったので、
「当社のHPで、ダウンロードできるようにしてよいか?」
と長野県に質問したところ、
「それは、ご遠慮いただきたい。とのこと。」
掲載することは、OKをいただきました。
ですが、
最新の情報ではなくなってしまう可能性があるため、
ダウンロードはNGの様子。
詳細の内容に関しては、長野県のHPよりパンフレットが確認できます。
山裾や、高低差のある地形の近くでは、
大雨や、地震の時にどのようなことが想定されるのか。
ご家族で確認しながら、もしものときのために、決め事をしておくのもよいでしょう。
市町村には、防災上のハザードマップというものもあります。
「想定外」 の前に 「想定できる」 ものを家族で一緒に相談しましょう。
英設計では、
そんな防災目線を大切にした「防災型 自立循環型住宅」の提案も行っています。