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建物が残っている土地
土地探しを続けていると、
建物が残っている土地を紹介される事がありますね。
新築の土地探しの時に紹介される場合は、
建物の評価がない場合がほとんどですが、
念のため、必ず土地の価格と建物の価格を分けて
確認しておきます。
土地の価格が割高にならないように、
壊す建物代まで負担する事を避けるためです。
また、取り壊して更地にして引き渡してもらえるか否かは大変重要なことです。
もし、建物が残っていると、ご自分で壊す費用を負担する羽目になりかねません。
購入を決める前に、建物を壊す費用を誰が負担するのか必ず決定します。
最初に、建物をリフォームして使うのか、取り壊すのかをはっきり決めます。
本来、住宅を新築する為に土地を探しているのであれば、当然壊すことになるのでしょう。
しかし、住む場所を優先して探している場合には、家付きの土地が割安に見えて、
魅力的に感じてしまう事があります。
こんな時には、本来の目的をもう一度振り返って
再確認する事が必要です。
1.家族全員がこの場所でこの家に、住みたいか?
2.新築住宅を建てたいのか?中古住宅でも良いのか?
3.今だけでなく、ずっと先のことも考える。 20~30年先、例えばリタイヤした時のことなどです。
4.建物と周囲の環境について、プラスの評価とマイナスの評価を具体的に書き出してみる。
5.書き出した評価のうち、一人でも我慢できないマイナス点が有るか否か?
6.リフォームをして、マイナス点は改善できるか?
7.特にリフォームの場合、当初の予算計画の範囲に納まるか?
一般的に、リフォームローンは新築住宅ローンよりも金額、金利、期間等の条件がきつくなります。
8.信頼のおける専門家に、リフォームをする価値が有る建物か否かアドバイスを貰う。
9.目に見えることよりも、見えない部分に重要な判断を要する事はないか?
特に、住宅を新築をする為の土地を探すといった
本来の目的を変更する場合は、
問題点の解決策があるか否かが重要です。
解決策がない場合は、
その土地を諦める勇気を持ちましょう。
(by T.mimura)