スタッフブログ
1階平家部分の屋根裏に溜まった空気を
2階の壁の 通気スペースを使って
屋根を経由して外へ流れるように施工してあります。
1階の屋根と2階外壁がぶつかる所に
18m/mの通気層を設けています。
こちらのお宅は震災の影響で24m/mの
構造用合板が上棟時までに入手できませんでした。
仕方が無いので、12m/m合板に変えて
455m/m間隔で根太(105×105)を落し込んで
対応しました。
2階の床を下から見たところです。
床のフレームがしっかりと組まれて、
問題のない出来上がりになりました。
筋違い(すじかい)と金物の検査を完了しました。
まだ床合板を貼れない部分で金物が取り付けられない
箇所を除いて、問題なく取り付けられていることを
確認しました。
この金物は「ホールダウン」と呼ばれるものです。
建物内で大きな引き抜きの力が
発生する柱と土台との接合部分に使われます。
柱が土台から抜けないように、
基礎からあがっているアンカーボルトをこのホールダウン金物で
固定します。
ホールダウン金物を設置する箇所は、家全体にかかる
力のバランスを計算(N値)して必要な箇所に設けることが
大事です。