３．１１の震災以降、日本だけでなく、世界中で原子力発電を見直す気運が高まりました。

多くの方が太陽光発電で自家発電をし、電力消費の削減と電力を生み出す方法、また環境への配慮を考え、

みんなが幸せに暮らせる環境づくりに貢献していこうと考え始めています。

しかし、住まいの環境を無視して太陽光パネルを設置しても効率はよくありません。

そこで、今回の勉強会では、家屋の性能（断熱性能や省エネ性能、気密性など）と消費する電気・灯油・ガスなどの光熱費が深く関係していることについてお話いたしました。

参加者の皆さんも、日頃から勉強されていて、活発な質問がどんどん出され、活気のある勉強会となりました。

全国でも、松本平は一年を通して日照時間が長いので、太陽光発電には適した地域です。

          全国を地域別に分けて、光熱費の使い方をグラフで表して説明しました。

          夏の冷房よりも、冬の暖房に多く消費されていることに驚かれていました。

          特に、 寒冷地は冬が長くて寒いからなんですね。

          一日の生活の中での電力の消費費量と買取との関係を

          グラフで説明しました。

          電気料金の安い時間帯を利用して家事を済ませてしまう工夫も

          売電には効果的！

          「寒い家を暖かな家にしたい！」

          そして、できれば光熱費のかからないエコな家を建てたい！

          そのためには、断熱性能の高い家にすることです。

          「断熱材が入っているから大丈夫」というだけでなく、断熱性能を数値化すること

          も大事なポイントです。

さらに、太陽光パネルを設置できれば、エネルギーを産み出し、環境への配慮にも貢献できるエコな生活が実現できるでしょう。

「光熱費をかけない快適な暮らし」をするための工夫は、まだまだ色々あるでしょう。

冬だけでなく、夏の暑さ対策にも断熱性能は活躍します。

また、夏の打ち水や植物の力を借りた「緑のカーテン」、また遮光カーテンやオーニング、よしずなどの工夫も考えたいものです。

みんなが出来ることから少しづつ、環境に配慮した工夫をして、たった一つしかない地球を大切にして暮らしたいですね。

ご参加いただいた方々、積極的に勉強会にご参加いただき、ありがとうございました。

次回のテーマは 「家づくりを考える人へ」

● そろそろ家づくりを考えないと・・・でも、何から始めたらいいのかわからない！

● 家づくりって、お金はどれだけかかるの？

● 住宅ローンって、借りられるの？

● 自己資金は？

● いろいろな家づくりがあるから、何が良いのか分からない・・・

● 土地の見方って、どう見ればいいの？

などなど・・・

皆さんの疑問や不安の答えを見つけられる勉強会をします。  ご参加ください。

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☆ 第７８回 賢い住まいづくりの勉強会 「家づくりを考える人へ」

    平成25年 2月２４日（日） １３：００～１５：００

    パナソニック・リビングショウルーム松本にて   ●参加無料      ● 駐車場あり