スタッフブログ
こんにちは。
スタッフの三村です。
今回は、英設計の事務所に採用している樹脂サッシ(樹脂窓)の
遮音性能について、簡単な実験をしたので記録にしたいと思います。
(あくまで、簡易的な実測となります)
ある夜、
事務所で作業をしていたところ、
外で、カエルさんが 「ゲロゲロ」 となき始めました。
「ちょっと、うるさいなぁ。」と思いつつ、やむなく窓を閉めることに。
涼しい風が入ってくるので、窓を開けておきたかったのですが、、、
すると、、、
「おっ?!」
「結構静かになったな。」
というひょんなことから、実測を開始することにしました。
よし、騒音測定だ!
と思いつき、インターネットを探索しました。
amazonさんで、騒音測定器を探していましたが、
納期がかかる。・・
今欲しい。
ということで断念しました。
そうだ!
アプリにあるかもしれない。
と思い検索してみると。。。
現代には、簡易的な測定器があるのですね。
アプリケーションがありました。
ありがたいです。
「騒音Checker」さん、ありがとうございます。
早速ダウンロードして。実測を開始します。
事務所の樹脂サッシは、コチラ。
事務所の完成が16年ほど前なので、
16年ほど前の樹脂サッシとなります。
(現在の、「エクセルシャノン」様になります。)
さてさて、
窓を開放している状態と、締めた状態で実験開始です。
まずは、樹脂窓を開放して測定です。
測定値は・・・・。
「69dB」 騒音という診断です。
カエルさん、声が少々大きいようです。
そのつぎは、
樹脂窓を閉めて、計測開始です。
測定値は・・・・。
「55dB」 普通という結果に。
その差、14dB。
微妙なように見えますが、
きちんと数値が下がることがまずは重要。
つまり、
第一には、建物の気密がとれているということが示されました。
すき間が多いと、そこから音がわずかにでも入ってきます。
建物の性能も証明されたようです。
そして、本題の14dBの差でどの位の効果があるのか。
音の感じ方は、個人の見解による部分もありますが、
一般的には、
「6dB下がる」 と騒音源が 半分(1/2)になる。という指標があります。
ですので、
ざっくりお伝えすると、
6dBx2=12dB。
12dB下がると、騒音源が1/4になるということが言えます。
14dB下がるということは、騒音源が1/4ちょっと下がる。
といえそうです。
つまり、カエルさんの大合唱隊の人数が1/4になる。
ということが言えそうです。
窓から離れると、さらに音の大きさは下がりました。
今回は、実験条件を整えてではなく、
1、スマホのアプリでの実験
2、騒音源の音量をコントロールできない
3、騒音源があくまで「カエル」
という
あくまで、簡易実験での条件となります。
騒音源の種類によって、測定結果は異なることがあります。
「どんな音でも14dBは下がる」ということではありません。
精密な実験ではないことをご理解ください。
16年ほど前の樹脂サッシですが、
これほどの性能を持っているということに嬉しくなりました。
樹脂サッシの性能の高さを知っていただけたらと思い、記事にさせていただきました。
樹脂サッシ以外のサッシ(窓)や、エクセルシャノン様以外の樹脂サッシメーカー様を
批判するための記事ではないことを、添えておきます。
最期に、英設計では
現在のエクセルシャノン様の樹脂サッシを標準仕様としています。
(takuya)