スタッフブログ
松本市宮田で、新築工事が着工しました。
まずは、基礎の配筋工事。
既定の深さまで地面を掘り下げて、鉄筋を敷きならべていきます。
これが、かなり大変!!
そして、
今回は、建物の形状を加味して、鉄筋の設計・配置に工夫をついかします。
なかなか、住宅では行わない「地中梁」と呼ばれるものです。
(写真中央に T字に入っている部分)
実は、基礎の設計は大部分が設計者に委ねられています。
しかしながら、
明確な基準が少なく、力のかかり方をイメージし、
複雑な場合は、構造計算をして設計することが大切です。
構造上大切な部分ですから、できる限り丁寧に設計したいものです。
一般には、
「木造工事共通仕様書」と呼ばれる書類に記載されている内容で工事をしますが、
その内容だけでは、不十分なこともあります。
今回は、建物形状と基礎形状を考慮して、基礎にも地中梁を追加。
建物の上部構造だけが、「耐震」と思われがちですが、
基礎と合わさって、はじめて強靭な構造といえます。
全ては、「バランスが大切」。
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現場で、施工状況を確認する所長。
お施主さま、しっかり監理していきますね。
またご報告いたします。