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先日の建築業界新聞 「新建ハウジング」に興味深い記事が載っていました。

新建ハウジング 記事 参考 英設計

当社は加盟していませんが、

多くの内容を参考にさせていただいている、鎌田先生が代表をつとめる

「新住協(新木造住宅技術研究協議会)」の記事が載っていました。

横浜で、総会を開催したそうです。

 

新住協は、住宅の高気密・高断熱を推進する研究協議会です。

 

今回の総会では、断熱性能を高めていくように、Q値=1.0を全棟目指すように決起大会を行われたようです。

Q値=1.0とは、 現在の外皮性能で言い換えると、

Ua値=0.24 ほど。

結構分厚い断熱材になります。

当然、それなりにコストもアップしていきます。

バランスが大切ですが、住宅性能の向上としては、とても大切なポイントになります。

新住協 記事 英設計

 

その中で、興味深い内容とは、、

少し省略して書きますが、

「床下冷暖房」をする場合の気を付けるポイント。とのことでした。

内容は、記事の著作権に抵触するため、詳しくは書けませんが、、、

(記事も読めてしまいそうなので、小さく写真をUPします)

 

私たちとしては、ごくごく当たり前に考えていたことでした。

「やはり、ここが大切だよね。」と鎌田先生の投げかけられた文章に、共感した瞬間でした。

ヒントは、温めた空気・熱が簡単に冷やされてしまうこと。

それを抑えるための対処・設計の配慮が足りないということです。

 

格好や、人から教えられたものだけで、採用をしていくと

建築の場合は事故が起きやすいものです。

 

しっかりと根拠や、性能の計算値を把握できる建築士でないと、

「言われてみれば、当然だよね。」ということが多々あります。

 

床下冷暖房は、特に事故事例も聞きますので、慎重に設計を進める必要があります。

いよいよ、コンピューターのシュミレーションでは、入力不要で済まされていた部分に

不具合が現れ始めるかもしれません。

現実世界に、作り上げていく内容を誠実に解析・設計していくことが求められていくでしょう。

 

私たちも、もう一度見直してみたいと思った瞬間でした。

 

気になる方は、当社にお越しになられたときにご質問ください。

ご説明いたします。

 

こういった、業界紙的な内容も建て主の方がもっともっと、簡単に触れられる状況があればいいのに・・

と思った今日この頃です。

 

事務所に図書ブース作ろうかぁ。。

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【平屋】断熱構造見学会(松本市)