スタッフブログ
先日、完成見学会が無事終了いたしました。
ご予約枠は、満員御礼となり、
大変ありがたかったです。
家具も入っていて、イメージを感じていただきやすかったと思います。
みなさん、暖かい住まいにとても関心を持っておいででした。
それよりも、なによりも皆さんの感想は
「暖かい~。」
「あたたかい家だね~。」
「インナーガレージのある完成見学会ってないんだよね~」
「収納がたっぷりあっていいね~」
という嬉しいお言葉をいただきました。
ご見学くださった皆様、ありがとうございました。
暖かさとしては、
南面からの太陽光をしっかりと取り込むことができていたので、
太陽光の当たる床面は、約30℃くらいになりました。
床暖房のようにポカポカしていました。
サーモカメラで撮影しても、しっかりとわかります。
壁の温度が、26℃を示しています。
エアコンを暖房機のメインに据えて、設計をさせていただきました。
太陽光をしっかりと取り入れて、
壁が蓄熱した状態が作れると、壁面が輻射暖房機のように働きます。
完成見学会の当日は、壁に蓄熱させた状態をつくってみると、
外気温5℃の中、
見学会開始の9時~19時まで無暖房で過ごすことができました。
(薪ストーブは見学会では使いませんでした)
なかなか、設計通りで嬉しくなりました。
高気密・高断熱の設計がしっかりとできているとこうなります。
冬場の太陽光をしっかりと取り入れることができれば、
エアコンの運転を止めることも可能ということが体感できました。
エアコンが不要なの時は、エアコンを止めることができれば、
より、省エネになり、光熱費の削減にもつながりますね。
体感温度は、壁面と体温の平均値となるので、
26℃ + 35℃(体温と仮定) ÷2 = 30.5℃となります。
これだと少し暑いくらいになります。
壁面は18℃~20℃くらいでも、理論上は十分な暖かさになります。
寒さの感覚は、個人差が出るので慎重に設計が必要です。
見学会終了後に、
薪ストーブの火入れ式を行いました。
山風舎の小林さんに、薪ストーブのマニアックネタを教えてもらいます。
高気密の住宅では、薪ストーブの取り扱い方に工夫が必要です。
そんなコツも教えてもらいながら、点火。
見学会も終了したら、
いよいよお引渡しです~。