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昨年末にお引渡しさせていただいた、
松本市宮田薪ストーブの家で、外構工事がスタートしました!
北側玄関には、正面の表札や、ポストを設置するための門塀をデザインさせていただきました。
鉄筋を配して、しっかりとしたコンクリート壁にしてから仕上げます。
コストダウンするならば、コンクリートブロックで作ることも可能なのですが、、、
信州では、雪が降り凍結を起こすので、
早い場合は、5~6年くらいたつと、コンクリートブロックの目地でひび割れの恐れが出てきます。
メンテナンスを考えると、最初にしっかりと作っておくことが外構にも言えそうです。
こちらの門塀が出来上がると、建物とのレイヤーが構成されて、
立体感が出てきます。
凹凸と印影が建物の顔になる部分にできると、印象が良くなります。
大切なお住いの印象もしっかりとデザインしたいですね。
南側のお庭には、芝庭を造成。
外構屋さんのアイディアも取り入れて、
庭の南側に向かって小さな丘をつくります。
芝庭の一部には、畑の菜園スペースも確保。
お庭が楽しくなります。
薪ストーブの家なので、薪小屋もデザインさせていただきました。
しっかりと薪をストックすることができます。
風通しもよく、しっかりと日光にもあたるので、薪も乾きそうです。
薪小屋のご相談をお受けすることもあるので、今後は標準化していきたいですね。
ヒノキ材をベースに構成して、骨組みを構成。
屋根は、アスファルトシングル葺きにしています。
土台を地面から浮かせて下に空気が流れる空間を確保しています。
薪や木は、よどんだ空気と湿気が合わさると、シロアリ君が集まってきます。
ここは、薪小屋での注意ポイントです。
外構工事は、建築とは違って、地球に対しての高低差をどう設定するかが大切です。
現場をしっかり見ながら完成を迎えたいと思います。