スタッフブログ
「住宅ローンの不安」ってたくさんありますよね。
インターネットにも住宅ローンについては、多くの情報が掲載されているけれど、
住宅ローンについてに限定された内容で、
住まいを計画していく流れに沿った説明というものが、なかなかありません。
住宅展示場や、建築会社に行くけれど、
営業マンと話をしているだけで、今度は、住まいの話の細かなところには
なかなかわかってもらえない・・・。
これって、実は、
びっくりするほどシンプルな解決策があります。
それは、
① 営業マン と 設計者 の2人一組で打合せに臨んでもらう
もしくは、
② 営業マン と 設計者 の両方の能力を備えた人と打合せする
このどちらかが必要となります。
② については、 営業設計 と呼ばれる方になります。
多能工ともいわれ、建築の分野で営業・設計・工事の分野のうち
営業・設計の2分野を担当できる人を指します。
英設計は、主にこの 営業設計 という設計者がお話をさせていただきます。
お金(資金)と設計(間取り)の両方を考えながら設計していくことが
非常に重要だと思うからです。
仮に、
予算をコンパクトにしたい(抑えたい)けど、デザインにはこだわりたいから、
そんなに広い住まいでなくても良い。
30坪くらいで設計できないかな・・・。
と考えていたとすると、
設計が分からない営業マンですと、
使う材料を、好みとは違う素材に設定されたり、
間取りの変更の利かない、規格住宅を勧められたり。
本当は断熱や耐震にこだわりたかったのに、住宅性能そのものを下げられてしまったり・・・。
なんてことがあるかもしれません。
設計もわかっている営業設計であれば、
・建物の大きさ(広さ)=30坪くらいでもよろしいでしょうか?
・仕様(使う材) = 広さを抑えるのであれば、このくらいの仕様が可能だと思います。(提案)
・住宅性能 = 住宅性能は、ランニングコストのシュミレーションでこのくらいになるのでいかがでしょうか(提案)
という打合せになると思います。
住まいを考えているけど、
いろいろな情報を集めたり、多くの人のアドバイスを聞きすぎて
情報の整理が難しくなってしまった・・・。 などなど
5月20日の勉強会へお気軽にご参加ください。
オープンシステム(分離分割発注)を通して、建築中の資金管理をしてきた
設計事務所だからこそ、設計とお金の両方の視点からお伝えします。
営業マンに任せきりにしない、
図面を書く人とお金を管理する人が、同じ人。
複雑な住宅ローンをどのように使っていくかを、実務の経験を基にお話をします。