スタッフブログ
外壁の構造用面材の取付が進んでいます。
窓の取付が始まりました。
断熱効果の高い樹脂サッシが入っています。
窓の周りは、指定どおりの高性能グラスウールの
断熱材で施工されています。
梁の上に棟札が飾られました。
この棟札に神様が宿されています。
前回のブログで書いた構造材を固定する
ホールダウンは、筋違い(すじかい)と共に
柱にしっかりと固定されました。
これで建物は歪むことなく安定した状態を
保つことができます。
壁の中に筋違い(すじかい)とホールダウンが、
四隅にしっかりと固定されていることが確認できます。
現場に定期的に出向き、工事の進捗状況や
職人さんからの質問などに対応して、具体的
な指示を出します。
図面を見ながら、所長と棟梁で確認をしています。
この仕事が建築士の「現場監理」です。
図面を作成した者の責任として行います。
お施主様のお家の床柱が槐(えんじゅ)の木だった
ので、解体した時に残してもらいました。
棟梁に綺麗に磨いてもらい、見事に玄関上がり框
に変身しました。
再利用できるものは、新しい家屋に、もう一度活かして
使いたいものです。
槐(えんじゅ)の木は、仏教伝来の頃に渡来しました。
「尊貴の木」として、学問や権威のシンボルとして
尊重された木だそうです。
床柱だった名残のようなカーブが趣を醸し出して
います。
玄関で、来られたお客様とこんなエピソード話が
出来る日が待ち遠しいですね。