今日は朝から大雨でしたが、

7時30分よりお客様ご同席のもと、

今まで永くお住まいになられてきたお家を取り壊す前の

お清めの式である、

「天津祝詞（あまつのりと）」の儀式を執り行いました。

施工をしてくださる大蔵木工合名会社の大蔵治社長様が

祝詞（のりと）を挙げてくださいました。

解体をお願いする野口木材起業様もご同席くださり、

お客様ご家族、設計・監理をする当社の所長、

また、施工をお願いする大蔵木工様、解体業者の

野口木材起業様がそれぞれ手を合わせました。

そのあと、お客様の手で家屋の隅々に

お塩とお酒でお清めをしていただきました。

また、敷地の周りもお清めをして工事の安全祈願をいたしました。

庭の金魚たちも、お引越しをしなくても済みそうです。

日本には新しいことを始める前には、必ず式を執り行う習慣がありますね。

こうしたことを重んじることが、とても大事なことだと改めて思いました。

家屋を解体する前に、このように式を執り行っていただき、

大蔵木工様には大変感謝と敬意を覚えました。

お客様も、最後にお家に感謝の心をそえることができて、本当に良かったですね。

大蔵木工様、野口木材起業様、また多くの業者の皆様、竣工までどうぞよろしくお願いいたします。

(有)英設計一同