スタッフブログ
上棟が終わり、大工さんが外壁から工事を進めてくださいます。
ブルーシートをはがしながら、
耐震には欠かせない、耐力壁になるためのパネルを外部から釘で止めつけていきます。
これも、結構大変な工事なのです。
パネルに使う「釘」、パネル同士の「すき間」、打ち付ける釘の「強さ」
釘の「間隔(ピッチ)」、もちろん「水平・垂直」などなど
挙げ始めたら、きりがないのですが。。。
特に大切なのは、「釘の種類」と「釘のピッチ」です。
地震に対抗するための耐力壁には、それぞれ決められた「釘」と「間隔(ピッチ)」があります。
これらをきちんと守ることが大切。
そして、大工さんと私たち設計者が共有して、
現場で確認をしていくことが重要。
大工さんも、しっかりと図面を読み込んでいてくれるので、
私が勘違いしていたことも、大工さんから補正してくれたりします。
危ない。あぶない。
でも、
フラットな関係性だから、成り立つ助け合いの現場。
「お互いの仕事をしっかりと監理しあうことができ、相談・注意がしあえる。」
それがオープンシステムの良いところです。
すべては、「建て主のため」。
耐震を考えた設計・工事で大切なことは、
「耐震の材料は、完成すると見えなくなってしまうこと」 に尽きると思います。
見えないところをどれだけ丁寧に、しっかりと造れるか。
そこは、
こだわりと、現場の職人さんの「想い」が非常に大切になります。
建設会社がこうだから。。ではなく、
現場の職人さん一人一人が、誇りをもって、現場に向き合っていただけるかどうか。
これが一番大切だと思います。
そのためには、職人さんの「考え方」に耳を傾けて、
職人さんの「想い」もしっかりと反映して現場を作り上げていくことも大切だと思います。
そこに、「コミュニケーション」が生まれ、
間違いや、気づきにつながることが一番大切だと思います。
公平・フラットな関係性で現場を進めていけるオープンシステムならではだと思います。
外壁工事が先行しますので、
室内の工事は、まだまだこれからです。
今回は、屋根が少しだけ複雑になっています。
大工さんにも、苦労させてしまいましたが、形になりました。
2階のお部屋は、面白い空間になる予定。
早く、窓が取り付いて、外の景色が見れるといいなぁ。
楽しみです。
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完成見学会のお知らせ
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英設計では、
2018年11月10日(土)、11日(日)に
お施主様のご厚意で、完成見学会を行わせていただきます。
今回のテーマは、「快適」
あたり前だけど、
「外が寒くても、 室内が暖かい」
そして、
「光熱費が抑えられる、経済的な快適さ」 も設計させていただきました。
場所は、松本市 庄内 にて。
スタッフの配置の関係上、ご予約制とさせていただいております。
ご予約枠が、少しずつ埋まり始めていますので、
見学ご希望の方は、お早めにご予約ください。