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先日、オープンシステムに参画していただいている業者様より
連絡が入りました。
「ダイライトの生産がストップします。」
とのこと。
松本市内で、一般的に採用されている耐力壁用のパネル材。
こちらの生産がストップしてしまったようです。
生産用の原材料である、「ロックウール」が入手困難になった模様。
メーカーHPにも掲載されていました。
どうやら、材料調達先の設備トラブルによって、
日本への供給がとまり、ダイライトのメーカーも生産を停止せざるを得ない模様。
少し様子を見ていましたが、
回復する見込みはどうやら立たなそうな感じです。
建物の耐震性能と、外部からの延焼(火災のもらい火)を防ぐために、
日本国内でも非常に流通している材料のため、困る建築会社様も多いと思います。
早く復旧するといいですが、
製品に対する、需要が高まりすぎたようにも見えますね。
一つの材料に頼りすぎてしまうと、打つ手がなくなったりもします。
こんな時、私たち設計事務所では、
別の方法で、同等の性能を確保した工法に切り替えます。
バックアッププランも用意しながら業務にあたる。
全体を見通して作業していくことが必要ですね。