スタッフブログ
「太陽光パネルはもう、元が取れないと聞きました。。」
最近、そういったお話を聞くことが増えてきました。
パワコンの交換費用を含めて、シミュレーションをしてみると、
太陽光パネルを載せる場合と、そうでない場合の差はしっかりと出てきます。
(添付のグラフは資料の一部なので、この資料のみの引用を禁じます)
(詳しく聞きたい方は、ご相談ください。)
ポイントは、売電単価をいくらで見るか?ということと、
11年目以降の売電単価をいくらに設定するか?
ということで変わってきます。
そして、
毎年、売電の単価は減少していますが、
その反面、太陽光パネルのメーカー努力により、
太陽光パネルの発電効率が上昇していたり、
パネルの製品コストが値下がりしてきたり。
といった具合に、バランスをとっているように見えます。
ここで、見落としがちなのは、
「電気代は、少しずつ値上げをされている。」という事実。
電気代は、ざっくりと、
使用した電気エネルギー量(kwh) x 電気単価(円)
そこに、基本料ほか で電気代として請求されてきます。
家庭の中で消費する、電気エネルギー量(kw)は、
大きな電気容量の家具、家電、装置を搭載しない限り、
そんなに大きく変動はしないものです。
つまり、
「使用した電気エネルギー量(kwh)」はそこまで変動しないものの、
「電気単価(円)」、そして基本料ほか の部分は、少しずつ上昇しているのです。
本来の太陽光の目的は、
「儲けを出す」ということではなく、住宅の電気使用量を自家消費にて賄うことで、
海外からの原油資源の輸入を抑えて、国内と生活の地域で経済を回して、
将来の子供たちのために、未来をのこすことが大きな目的です。
(自立循環型住宅設計に基づく)
いつしか、
「儲けるために」という発想になってしまっているので、
すこし、もともとの見方に回帰できるとよいと思います。
それでも、
太陽光パネルは、初期投資費用が高いから、、、
といった方もいらっしゃると思います。
太陽光パネルのように電気代を抑えることは、
信州にとっては、暖房エネルギーを電気で考える方には、非常に有効。
しかし、
信州にとっては、
お風呂のお湯を沸かすなど、「お湯」を作り出すエネルギーも非常に年間の光熱費で
大きな割合を占めてきます。
そこで、
太陽光パネルほど、初期費用をかけなくても、
給湯エネルギーの年間光熱費を抑えることで、エコに暮らすこともできるのです。
ざっくりと、
1年間のエネルギーのうち、
暖房に使う電気代が、約50%
給湯に使う電気代が、約30%。
2つをあわせると、それだけで約80%を占めてしまいます。
今度の完成見学会では、「太陽熱温水器」を搭載しています。
自然の太陽の光を利用して、お湯を作り出して、
ガスボイラーや、エコキュートの使用率を減らすことができます。
特に、
プロパンガスのエリアでは、ガス代というものが、
非常に大きくのしかかります。
ガスで調理したいけど、、、
プロパンガスのガス代が、、、給湯器もガスだとなぁ、、、
というかたも、
ガス代の節約ができれば、それだけでも、家計にやさしいエコハウスとなります。
2/23(土)、24(日)の完成見学会で実物をご見学いただけます。
ぜひご参加ください。