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「スロースリップ」という地震情報がよく公開されています。
スロースリップというのは、
普通の地震によって、プレートがすべる(スリップ)よりも
ゆっくりとした速度でプレートがすべる地震現状になります。
「スロースリップ」、「ゆっくりすべり」、「ゆっくり地震」などともいわれ、
小さな地震動(遅い速度の地震動)になります。
今後30年以内に高い確率で発生すると、可能性を指摘されている
「南海トラフ地震」において、太平洋側を中心にスロースリップが頻発しているそうです。
ハザードラボさんのHPによると、
過去にもスロースリップ現象は起こっていることから、
大地震が起こることに直接影響があるかは、言及していませんが、
地震が小さくても起こり続けていることは注意が必要かと思います。
建物の計画は、総合的な設計が必要になります。
・耐震性能(耐震等級3)
・断熱性能(断熱等級4以上 Ua=0.45前後)
・気密性能(C値=0.3以下)
・メンテナンス性
・使い勝手
・デザイン
・コスト
それらをトータルでコーディネートする設計が大切。
どれか一つが飛びぬけてよいのではだめなのです。
日本は、地震の多い国。
耐震に対する建物強度をしっかりと確保したうえで、
その上にさらなる性能を付加することが大切だと思います。