スタッフブログ
先日、のんびり暮らす家様にて、
現場で着色のカラー確認を行いました。
室内に着色を採用する場合は、注意が必要。
なぜならば、塗料を塗る木部の樹種によって、
塗装後の見える色合いが微妙に異なるからです。
写真の着色は、
すべて同じ塗料を塗っているけれど、見える色合いが微妙に異なります。
実は、この色のチェックは緊張する瞬間です。
打合せのイメージに合っているか。
ドキドキなのです。
実際に、現場で着色のカラー合わせをして、
無事に、OKをいただけました。
木材に着色をする場合、
それぞれの場所で使われる木材の樹種が変わると、
塗料の吸い込み具合や、堅い節、やらわらい表皮などによって、
着色した部分の色合いが変わってみえるのです。
もちろん、これも無垢材の特徴。
色むらに見えることもありますが、
自然の風合いにするためには、このムラ感が大切。
「1/f ゆらぎ」のように、
人間が心地よく感じるものには、「ムラ」があるものです。
逆に、均一化されすぎていると、人間は「緊張するもの」
「自然な感じ」 と ムラ感
「均一な仕上がり」 と 緊張感
人間のセンサーってなかなか鋭いものなのです。
室内も、だいぶ石膏ボードが張りあがり、
仕上げ工事に近づいてきました。
大工工事も終盤戦。
外部では、外壁工事が進行中。
早く足場が取れないかな。
楽しみな現場です。
引き続きしっかりと監理していきます。