暮らしのコラム
先日、住宅設備のハウステック様が営業にいらっしゃいました。
新しい住宅設備の取り組みをプレゼンしに来てくれました。
こういった気遣いは嬉しい。
設計に没頭していると、
なかなか設備メーカーのショールームに顔が出せないので、
時間の節約のためにも、訪問営業はありがたいのです。
(売りたいだけや、中身のない営業は困りますが。。)
今回は、ハウステック様のユニットバス(浴槽)のご提案。
これ、ちょっと驚きました。
テーマは、「お風呂の清掃性をよくするための新提案」
とのこと。
秘密は、「水の力 ~ 硬水 と 軟水 ~」
簡単に要約すると・・・
1)お風呂の鏡が白く汚れたりしていませんか??
それって、石鹸や洗剤(シャンプー)のカスが水と化学反応して、
白い結晶となって残ってしまっているという汚れなのです。
そして、その汚れカスが養分となって、カビの温床になっているのです。。。
2)石鹸や洗剤(シャンプー)できれいにしていると思っていたのに、、、
石鹸や洗剤で分解しきらなかった皮脂のせいでカビが生えてしまう。。。
→ それならば、石鹸カスなどが残らないように「水の力」を見直そう。
3)実は、水は 「硬水」 と 「軟水」 では 石鹸や洗剤の溶け方が違うのです。
→ 軟水 であればあるほど、 石鹸カスは残りにくいのです。
つまり、カビが生えにくくなる。 → お掃除が少なくて済む → 家事が楽になる。
といった内容でした。
では、
そもそも、硬水と軟水とはどこに線引きがあるのでしょうか??
ミネラルウォーターのエビアンさんのHPに詳しく書いてありましたので、勉強しましょう。
(エビアン様 HPより 参照:http://www.evian.co.jp/water/type/04/)
硬水 とは、 カルシウムとマグネシウムが多く含まれている水。
一般的には、
硬度 0~100mg/L で 軟水
硬度 100mg以上~300mg/L未満 が 中硬水
硬度 300mg/L 以上 で 硬水 の様子。
(より詳しく知りたい方は、エビアン様のHPをご参照ください)
そもそも、自分の地域は 軟水なのか、硬水なのか。。
日本の水道水は・・・
長野県の水道水は・・・
調べてみると、全国水質マップというものがありました。
(クリタック株式会社様より 参照:https://www.kuritac.co.jp/column/map.html)
松本は、 50~75mg/L くらいの様子。
比較的 軟水 に位置しています。
日本全国比較的にも 軟水 の様子。
ハウステック様の提案としては、 水道水よりも、軟水のお水を生成して
お風呂のお掃除を減らしましょう。 というご提案。
なかなか、言葉ではわかりにくいので、
実験をしていただきました。
① 水道水 で 手を洗う
② 生成した より軟水 で 手を洗う
という実験をしていただきました。
一般的なハンドソープを使って、水道水と軟水をつかって、手洗いの差を体感してみます。
まずは、水道水で手を洗います。
続いて、生成した より軟水 の水で手を洗ってみます。
これが、違うんです!!
手にしっとりとハンドソープがなじむ感じ。
先に水道水で手を洗っているのもありますが、肌の突っ張った感じが抑えられているのです。
実際に、体感してみて驚きの瞬間でした。
所長も体感してみて、やっぱりいい感じの様です。
洗い終わった後、しっとりした感じでなめらかな手触り。
洗剤が洗い流された本来の状態ということでした。
ハウステック様
ユニットバス 「クリン軟水」 おすすめです。
(ハウステック様 HPより http://www.housetec.co.jp/products/bathroom/felite-plus_felite/nansui.html)