暮らしのコラム
暮らしの間取りを考えていくうえで、コストとのバランスを考えることがあります。
とことんローコストで行く場合は、やはり間取りがすでに出来上がった、
「規格(企画)住宅」にはコストの面で追いつかせるのは難しいかもしれません。
なぜならば、ほぼほぼ設計に対するコストは、無し(ゼロ)で組み込まれている場合が多いからです。
つまり、2~3棟同じ間取りや図面が使いまわせれば、
設計料というコストは、工事費の中で吸収することができるのです。
その反面、
間取りはすでに決まっているので、変更することができません。
(まれに、できるものもありますが。)
私たちは、「設計事務所」。
毎回同じプランを使いまわすようなことはありません。
ですので、
ちょびっとばかり、設計料が必要になり、全体のコストのなかで、
費用が掛かります。
ですが、
気を付けていることがあります。
それは、
暮らしの間取り・プランに「ワクワク」してもらうこと。
そして、
「その土地、そのお施主様(建築主)だからできること」を
盛り込むことに必死になっています。
大切なのは、きちんと敷地を理解して、
敷地に対して、その場所だからできること、
その場所だからできる光の取り込み方。
その場所だからこそ、見える「景色」をデザインすること。
に気を付けています。
設計料を含めた建築コストが高くなりすぎないよう、
冷暖房費を含めた、日々のランニングコストも抑えられるような設計となるように。
ワクワクしたプラン。
一生懸命ご提案します。
「暮らし」「住まい」に対する、「想い」、「気持ち」、「夢」
いっぱい聞かせてください。
一緒に考えましょう。