暮らしのコラム
家事を楽にしていくにあたって、
個人的には、大変だなぁ、、と思うのが、「洗濯」です。
洗濯は、どうしても、
①脱ぐ
②洗濯機に入れる、洗剤を入れる・スイッチON
③洗濯待ち
④洗い終わったものを取り出す
⑤洗い終わったものを干す
⑥乾いたら取り外してたたむ
⑦衣類の収納場所へしまう
という工程が発生します。
どうしても、多くの工程が発生してしまうので、
大変さが発生します。
そこで、昨今話題のガス乾燥機「乾太くん」を利用すると、
③「洗濯待ち」~⑤「洗い終わったものを干す」という工程を省くことができます。
その間にほかのことを行うことができ、時間的にゆとりが生まれ、
時短にもつながります。
だけれど、「ガス」を利用することで、
信州の場合は、「プロパンガス」という使用感の割高感が出てきます。
(しかし、英設計では、プロパンガスの使用コストを下げる方法を採用しています)
(詳しくは、ご相談ください)
できれば、乾燥機能も使いたいけど、
ドラム式洗濯機ではどうなのかな、、、。
という点で、ちょっとした検証をしてみました。
今回は、フェイスタオル
(大判のバスタオルではなく首にかけられたり頭に巻ける長さのもの)を20枚程度
ドラム式洗濯機に入れて、洗濯から、電気式の乾燥モードで洗濯をした場合、
どのくらいの電力消費になるのかを、
太陽光パネルのモニターを使って調べてみました。
【電気料金は、概算になりますので、契約電気料金形態や家電により異なります】
【あくまで、ざっくりとした消費電力と電気代の間隔としてご理解ください】
実際にドラム式洗濯機の乾燥機能を使ってみる
まず、洗濯開始前の太陽光のモニターを見てみます。
パネルの中央の「0.19kw」が利用前の消費電力になります。
(本日は、曇天のため太陽光発電はあまり働いておりません)
HITACHIさんの、ビッグドラムでの乾燥機能を利用します。
(今回は洗濯が完了した状態から、見ていきます)
洗濯物の容量から、乾燥時間が約2時間で表示されます。
乾燥機能を利用するときに、時間がかかってしまうのが、
電気式の乾燥器の場合の欠点になります。
消費電力は、
0.8~0.9kwと、スイッチを入れて、稼働し始めると、
すぐに、消費電力が上昇していきます。
しばらく、安定をするまで時間がかかりましたが、
0.9kwで、安定して稼働し始めました。
単純に、ここから2時間・・・・
というわけにいかず、
やはり、3時間ほど乾燥するまで時間がかかりました。
ドラム式洗濯機の乾燥モードは、
乾燥機能を使い始めて、だいたい、モニターに出てくる時間よりかかるケースが多い気がします。
そうすると、
消費電力量に波があるので、少し割り増しして、
0.9kwではなく、1.0kwで計算してみましょう。
1.0kw x 3時間=3.0kwh
3.0kwh x 25円(電力単価) =75円
となります。
洗濯物の量にもよりますが、フェイスタオル程度ならば、
1回3時間で100円を切るくらいの使用量になりそうです。
月に、半分フェイスタオルを乾燥機に入れて、
家事の負担を減らしたとして、
100円x15日=1500円 の負担になるが、
ちょっと、家事が楽になる。
フェイスタオルと靴下、下着類(乾燥機能に入れられるものに限る)
を2回に分けて、利用したとして、
合計6時間かかってしまうが、、、
2回利用したとしても、200円を切るくらい。
200円x15日=3000円 の負担になるけれど、
ちょっと、家事が楽になる。
オール電化にするとなると、
ガスの基本料金がなくなるので、
1500~1800円程度無くなるので、
オール電化にするとなると、
2回もしくは、毎日回したとして、
1か月で、1500~1200円程度の負担。
どうしても、
ワイシャツや、ズボンなどになってしまうと、
より時間がかかってしまうので、
少々、罪悪感が出てしまうかもしれません。
そこは、乾太くんの強いメリットになりそうですね。
同時に、乾太くんの場合は、圧倒的に時間が早いですね。
太陽光パネルとの相性を考慮する
しかし、
考え方を少し変えると、
10年固定買取期間が終了した後であれば、
太陽光パネルがあり、昼間の太陽光発電の余剰電力を
有効に電力を利用することにつながります。
売電してしまえば、利益が少ないかもしれないですが、
自家消費していくことができれば、
メリットは出てきます。
将来的に考えても、
太陽光パネルを新築時に搭載して、
自家消費率を高める工夫を検討することは、
将来にとって、光熱費をおさえるためにも非常に役に立つと思います。
最近、乾太くんを導入していただいたかたに、
使用感や、使用してみてのかかった費用などもヒアリングしています。
今度は、それもコラムにしてみたいと思います。
お楽しみに。