暮らしのコラム
こんにちは。
スタッフの三村です。
だいぶ間があいてしまいました。
サボってばかりでごめんなさい(笑)
さてさて、本日は、意外と知らないこんな疑問。
「なんでビニールクロスは黒ずむの?」
今お住まいのアパート。
住み始めて、しばらくしての住まい。
暮らしのある時に気づく、この瞬間。
「あれ? クロスが汚れてる。」
「なんだか、黒くなってる。」
「ホコリがついてるなぁ~。」 などなど。
これって、何でおこるのでしょう?
実は、ビニールクロスを張るときの 「接着剤」 によるものなのです。
接着剤によって、静電気が起こります。
なので、ビニールクロス自体が静電気を帯びていることになるのです。
静電気を帯びるとどうなるのか?
静電気は、空気中の 「ホコリ」 を寄せ付けることになります。
ホコリを寄せ付けることが、日に日に続いていくと、ホコリが層を成していき、
やがてクロスの色がやや、グレーがかってきたり、黒ずんでいるように見えてくるのです。
原因が分かれば、対応策は簡単!
クロスカタログにもきちんと描かれているのです。
クロスは、実はふき取ることが出来るのです。
カタログには、「コーヒー、醤油、クレヨン、水性サインペン」で実験されています。
洗剤を少量を含ませてやさしくふき取るようです。
(↑コチラの汚れを実践される方は、クロスカタログをしっかり読んで行ってください)
ホコリをふき取る場合は、固く絞った雑巾・布でやさしくふき取ると、ホコリが取れます。
洗剤は不要。
注意すべきは、やさしくふき取ること。
(強すぎると、クロスが破れる恐れもあるので注意です。)
(実践される方は、目立たない場所で、必ず試してから行ってください。)
当社のクロスは、クロス屋さんと吟味を重ねた
「EBクロス」と言うものを採用しています。
このコラムで参照しているカタログの商品を採用しています。
クロスひとつ、素材ひとつとっても、
実は細かく出来ることと、出来ないことが記載されています。
クロスもふき取りに向いているクロスと、そうでないクロスがあります。
英設計では、このコラムで紹介している、
「EBクロス」と「塗り壁材」、「板張り」を内装材の標準仕様としています。
見た目の格好良さだけでなく、きちんと機能性も考えた素材を選定するのも
大切な技術ですよね。