暮らしのコラム
家づくりの中で、
「まずは土地探し」 と思われる方が多いと思います。
それは、もちろん大切なことですし、
住まいを考えていく中で、土地が無いと始まらないのは事実です。
なのですが、
土地探し、実はしっかり考えていかないと、
慣れていないと気付かない部分もあったりするため、
気づきにくい部分があります。
今回は、
土地探しで、「日影」についてお伝えさせていただきます。
そして、
土地探しのタイミングから、建築士を交えて探していくことが大切になる点を
コラムにさせていただきました。
日影の影響を受けなければ、冬場の室内の暖かさが変わる
冬場の太陽の陽ざしが室内にしっかりと飛び込むことが実現すると、
室内の床面がしっかりと照らされて、
床が暖かくなり、室内に熱を溜めてくれます。
この、
「冬場にしっかりと太陽の陽ざしが差し込むか?」という点が、
土地探しの中で、見極めが重要になります。
でもどうやって???・・
すでに、周辺建物が建築されていれば、
どのくらい日影が届くのかは、
現地で、わかりやすいと思いますが、
検討が必要なのは、
まわりの建物の高さが分からない、まだ建築されていない、
まだ、周辺建物が建築されていない場合になります。
実際に敷地を見に行っても、
周辺建物が、どのくらいの建物の高さであるならば、
今回の計画敷地は、冬場に太陽の陽ざしがあたるのか??
ここを、
しっかりと建築士と一緒に土地探しを進めていくメリットがあります。
過去のブログで、
「日影図」を作成することの重要性をお伝えさせていただいておりましたが、
やはりここが重要になると思います。
実際に、周辺に建物が建築されていれば、
どのくらい日影が発生するかがわかりやすいですが、
例えば、
① 新規分譲地で、周りの建物もどんなふうに、建物を建てるかわからない・・
② 既存の建物はあるが、年数も経っているし近いうちに建て替えるかもしれない、、そうなると・・
という条件の場合、想定やシミュレーションを行いながら設計することが重要になります。
( ↑ 日影図のサンプル)
英設計では、
周辺に建物の高さが定まらない場合は、
「日影図」のシミュレーションを行いながら、
「見える化」をしながら、一緒に土地探しのご提案させていただいています。
周辺の敷地に対して、
想定の建物の高さを与えて、
計画予定地に、どの程度の日影が、どの時間に届くのかをシミュレーションしてご提案しています。
土地探しの時点から、
候補①の土地 、 候補②の土地 、など、
車通りや、スーパー、小学校の近さなどは、
建築主様でも、把握・イメージしやすいですが、
どうしても、
「周辺建物からの日影」 (特に 冬場の日影)
が、把握しにくいことが挙げられます。
ここを、建築士と一緒に土地を見て、探すことで、
より良い日当たりや、
日当たりについて、そこまで気づかなかった・・
という点を、わかりやすくご提案させていただきつつ、
一緒に土地探しを行わせていただいています。
より良い住まいにしたい、
と、ご検討中の方は、
土地探しからもお気軽にご相談をいただけましたら幸いです。
土地探しからご相談いただくことで、
様々な、家づくりの不安、不明点を早いうちに解決することも可能です。
模型をつかってわかりやすく説明
Youtubeでも、
模型を使いながらご説明をしていますので、
よろしければ、ご覧いただけましたら幸いです。
断熱構造見学会 でも、日当たりの効果について説明
完成見学会や、断熱構造見学会でも、
「日影」をどのようにコントロールして、
どうやって、太陽のあたたかい陽ざしを取り込んでいくか、
ということを、現地でお伝えをしています。
2024年、11月、12月は、
断熱構造見学会を、連続で開催しています。
土地探しからのかたも、お気軽にご参加いただけましたら幸いです。
下記のイベント情報から、ご確認をお願い申し上げます。