暮らしのコラム
2021/12/30 Thu
外部に採用する杉板張りに、新しい塗料を採用するようになりました。
パッシブ設計の勉強で、
パッシブハウスジャパンのセミナーと勉強会に参加しているときに、
多くの設計事務所で、ウッドロングエコの採用が増えていることがありました。
当社の床材でも採用している、ミツロウワックスを生産しているメーカーの製品でした。
大工さん、工務店さんの仲間にも採用実例をヒアリングしてみたところ、
評判は悪くなく、よさそうでしたので、採用を進めることにしました。
実際に、事務所でサンプルを作成して、
経年の変化を見てみるようにしました。
無垢の杉板をウッドロングエコに浸して、建て並べていきます。
ジャブジャブと、板材を漬け込んでいくと、
あっという間に杉板材に色の変化が現れました。
ちょっと、素手でやってはいけないようでした・・・。
ウッドロングエコのメーカーHPでは、
「再塗装 不要」というのが、おススメ内容でした。
外壁において、再塗装が不要であることは魅力的です。
ですが、
どのように表面の色味が変化をしていくのか。
実際に、事務所に並べてみて確認していきたいと思います。
ウッドロングエコのメリットは、再塗装不要であること。
デメリットとしては、
着色ではないので、板張りの色を選ぶことはできない。
ということになります。
上記の写真の仕上がりの感じがOKであれば、おススメになると思います。
実際の実例物件でも、採用がスタートしました。