暮らしのコラム
英設計では、オープンシステムを採用しておりますので、
お施主様の支給品の取付も、大歓迎です。
少しでも、コストを抑えたいとき、
施主支給品で取付ももちろんご相談可能です。
特に、ペンダントライトや、タオル掛け、トイレットペーパホルダーは、
建築主の個性や、想いを表現することができるので、
オススメです。
洗面化粧台の鏡も大丈夫ですよ!
(洗面台のタオル掛けを支給品取付)
工務店さんの中には、
施主支給の苦手な会社さんもいらっしゃるので、
注意が必要です。
そこで、工務店さんが利益を発生させられない・・・
というのが、理由の一つとしてもあるのですが、
オープンシステムでは、そういった点を解消しやすいので、
比較的、お施主様支給品、というのは、相性が良いと思います。
ここまで、良いことを書いてきましたが、
デメリットもあるので、しっかりと打合せ・確認をしておく必要があります。
デメリットとしては、
①現在のお住まいと、建築場所が離れている場合
施主支給品の場合は、原則お施主様にて、「検品」「納品」を行っていただくので、
コストを下げられたけれど、結局、現場に向かう交通費と、時間を考えると、
コストを下げた分が、相殺されてしまう。。
といったこともあります。
どの程度の内容を支給するか、無理のない範囲を定めることが必要です。
②簡単に着脱不可能な電化製品・照明器具
電気業者さんの資格が無いと、着脱が難しい照明器具や電化製品は、
万が一トラブルになってしまったとき、責任の分界点が不明確になりやすいので、
きちんと設計者と相談して、
万が一の時は、きちんとご自身で対応するか、
専門施工が必要な部分は、お任せをする。
ということも、良い品質を保つポイントになります。
③現場で受け取りが必要なものは、要検討
大きなもので、現場に直送される場合、
支給品の場合は、お施主様にて「荷受け(商品の受け取り)」をお願いします。
「代わりに受け取っておいて」となってしまうと、
ある程度の時間を現場で確保して、待っている必要があるので、
ここも、要注意です。
頻繁に、現場に出入りが想定されるタイミングであれば、
可能なこともあるので、要相談ですね。
特に、現場の進捗に合わせての納期も守る必要があるので、
注意が必要です。
④取付用の、ビスや金具なども一緒に納品されるかを確認しておく
支給してもらった商品によっては、
取付用の金具やビス、釘が別途必要! となるものも。。。
取付業者さんが、現場に向かったところ、
取付用の材料が別に必要。。。なんてことになると、
工事が遅れたり、もう一度行かなければならない。。。
なんてことに。
こういった部分も、起こりうることが考えられるので、
支給していただく商品に含まれているものもしっかりと確認して、
設計者に相談することが必要ですね。
それでも、
こだわった材料や、自分で購入したモノが、
マイホームに取り付けられている。
というのは、
また格別な感じがしますね。
(洗面化粧台の鏡とタオル掛けを支給品取付)
(ステンドグラスのペンダントライトを支給品取付)
一つの方法として、
施主支給品の取付、ということも大丈夫です。
大切なのは、メリットとデメリットをしっかりと設計者と相談して、
計画に取り入れていくことだと思います。