暮らしのコラム

誰しもが、

「自分の住まい(住宅)でより良い施工をしてほしい。」

見えなくなってしまう部分の検査が大切。重要です。きちんと写真の記録と保管をして現場に立ち会えないお施主様に報告いたします。

ということを検討していただいていると思います。

住宅建築で、注文住宅の場合は、
建築主さん(お施主様)が
基礎の状態、壁の内側、気密性能、断熱性能、耐震性能、床下状況、下地など
現場で確認することが出来ないままに、進んでいくことが実は多く存在します。


オープンシステムでは、
一つの職種の工事が終われば、次の業者に引き継がれていきます。

たとえば、大工工事が完了したら塗装工事・内装工事など。
その際に、後から入る業者からは、前工程の業者の仕事内容をチェックしていきます。

「ここは、もう少しこうしてもらわないと困る。」
「もう少し、こうなっているといいなぁ。」といった具合に。

英設計も工事を監理して、品質の確認をしていく立場なので、
NGやもう一押し。ということがあれば、
再度施工を求めていきます。
 


いろいろなことを業者さんにもお願いをさせていただいている中で、
今回は、基礎業者さんの工事が完了して、
大工工事に移行していく中で、
大工さんからお褒めの言葉が。


「大工工事の○○です。」
「本日土台据付前の隅出しをしてきました。」
「とてもきれいな基礎で糸がつかめませんでした。」
「基礎屋さん、ありがとうございます。」
と、写真付きで報告のメールが配信されます。


このメールの内容は、
業者さんと私たちに配信されることはもちろん。
お施主様にも業者さんから直接報告メールが配信されます。


すると、
お施主様からも、お礼のメールが配信されます。
お施主様から、直接返信メールを受け取った大工さん。
基礎屋さんも自分の完成を見てもらえる。実感してもらえる。
ということが、現場の風通しを良くしていきます。

一般的に、
木造建築の現場では、現場で仕事をしている職人さんとお施主様とが
言葉を交わすことは、とても少なく、大工さんとお話をするくらいです。
(私も、工務店に所属していたころは、なるべく職人さんと話させないよう指示をされていました。)


良いことも、悪いことも、建築主には報告されないことが多かったように感じます。

 
しかし、
今回の内容は、「住宅建築の見える化」にトコトンこだわった
当社の現場運営の方法によるものです。

基礎屋さんも
大工さんからと、お施主様からのメールもあって、嬉しかっただろうなぁ。と。

同時に、建築主(お施主様)も
後工程の職人さんが英設計と協働して、しっかりと監理確認をしてくれて、
現場の見えなくなってしまう、1コマをしっかりと見て取れることは、
現場の見える化にこだわった成果だと感じました。

正直に伝える。
「建築現場の内容がオープンに公開されるって、素晴らしい。」

 

この工事の進め方の方法は、
当社が推進している、「オープンシステム」という手法によります。

住宅建築の見える化をトコトン追求した手法になります。

コストの透明化と、隅々まで確認できる見積内容。
建築現場の進捗も公開された情報方式。
アナログとデジタルを組み合わせた方法なります。

建築主(施主)のこだわりを実現することに特化しつつ、
打合せ中から、工事中も現場の見える化に注力をした手法になります。

建築現場は、工事中なので、なかなか入ってはいけないのかな・・・?
現場行きにくいなぁ。。。など
そんなことを減らしたい。

お施主様ファーストである、建築手法になります。

【オープンシステムについて】 
↑よろしければ、ご覧ください。

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【平屋】断熱構造見学会(松本市)