暮らしのコラム
2021/11/05 Fri
広々とした開放感。
いいなぁ。とあこがれる部分もあると思います。
実際に、あこがれるけれど、
無駄に広いのも・・・
これって、すごく隣り合わせな要望なのです。
例えば、広々としたリビングを作るとして、
物理的な広さを確保することは、だれでも設計できると思います。
でも、家具を置いてみると、
ぽっかり空いた、空間があると、広いけど使い道がない。。。なんてことも。
でも、
ちょうどよい広さ。
が、保てると、心地よく暮らすことができます。
簡単に、そのポイントをお伝えすると、
①動線(人の通り道)がしっかりと分かる
②家具を置いてみて、家具が壁に設置できるように窓の配置・高さが決められている
(家具を置いてみても、広さが感じ取れるレイアウトができる)
③部屋同士が廊下を隔てずにくっついていて、開放すると大空間になる。
シンプルだけど、作ろうと思うと、
ちょっとコツが必要な、広々リビングのプラン
ほかにも、テクニック的なことはあるけれど、
深堀しすぎると、マニアックになりすぎるので、割愛。
基本的なことは、
①~③が大切だと考えています。
他の要望とからみあい、やむを得ない場合もありますが、
できる限り、この3つは守るようにしています。
「廊下を減らす。」ということももっとも基本的な方法ですね。
家族にとって、ちょうどよい広さは、
掃除もしやすくて、家族の距離もちょうどいい。
広すぎないと、空調の効率もちょうどいい。
いろいろ、ちょうどいいのです。