暮らしのコラム

テレビのニュースで報道がありましたが、

「PSE マーク」のない、モバイルバッテリーによる火災が多発しています。

政府も、いよいよ規制をせざるを得ない状況になり、

規制に踏み切るようになりました。

携帯電話用の簡易充電器=モバイルバッテリーにおいて、

使用中、使用後に火災が発生しているということです。

PSE.jpg

(経済産業省 HP:http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/topics.html#t9より参照)

注意喚起を呼びかけるとともに、「PSEマーク」の認定の無い製品については、

販売の禁止・規制対象になるとのこと。

PSE モバイルバッテリー.jpg

現在、デッドストックの大安売りをしているようなので

特に注意が必要ですね。

 (経済産業省 HP:http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/topics.html#t9より参照)

モバイルバッテリーで、住宅って関係ないのでは・・?

と思われがちなのですが、

モバイルバッテリーを持っていることによる、

住宅内部での火災の原因化が想定され、

設計や、アフターフォローでは予防できかねる内容になります。

建築主がしっかりと監理していただく必要があります。

そして、

住まいを計画中の方に起こりやすいのが、

「照明器具の施主による自由選定」

気づかないうちに、知らないうちに、

「PSEマーク」の無い製品を採用している可能性、が挙げられます。

最近、インターネットで照明器具の購入もできるようになりました。

個性的な見た目で、印象の良い照明器具も増えてきました。

しかし、

注意が必要です。

ここで気を付けていただきたいのは、

インターネット販売の照明器具の中には、

「PSEマークを取得していない商品もある」ということ。

PSE マーク.jpg

(経済産業省 HP:http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/topics.html#t9より参照)

上記の、赤丸に囲っている「PSE」と記載されたロゴ。

こちらが、「PSEマーク」になります。

住宅事業者から、

照明器具は、「別途」で、お施主様にて自由に選んでくださいね。

ということにも、実は危険が伴うということになります。

上記の「PSEマーク」もしくは、

販売の記載の中に、

「PSEマークを取得している」ということが表示されていることが重要になります。

住宅の照明器具では、

「PSEマーク」に関する、具体的な規制は見当たらないのですが、

対岸の目線に立った時に、

「規制がないから 大丈夫。」という論理は成り立たないと思います。

私たちは、お施主様が選定された照明器具であっても、

チェックをさせていただくように、心がけています。

「見た目の格好良さだけでない、本当の安心のために」

PSEマークなどについて

もう少し詳しく知りたい方は、

下記のHPも参考になりますので、ご覧ください。

電気安全環境研究所.jpg

(電気安全環境研究所 HP:https://www.jet.or.jp/consumer/ より参照)

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【平屋】断熱構造見学会(松本市)