暮らしのコラム

以前から、

電気代とは、年2%水準で高騰していきいますよ。

というお話を「資源エネルギー庁」のデータをベースに

お客様にお伝えをしてきていました。

今回の年末年始の寒波の到来を受けて、

自宅で過ごす過程での暖房エネルギーの上昇により、

電気代が高騰している、

というニュースが散見されました。

「中部電力パワーグリッドより参照」

(中部電力のHPでプレスリリースを読む:クリックすると移動します)

「IT mediaビジネス ONLINE より参照」

(ニュース記事へ移動: クリックすると移動します。)


大きな原因は、

日本が、LNG(液化天然ガス)の輸入に頼り、

火力発電を主に電力の生成原料にしていることに由来します。

その火力発電の燃料である液化天然ガスが不足をまねき、

今回の電力価格の高騰を招いているようです。

今回の価格の上昇は、

注意して観察する必要がありそうで。

同時に、継続的にこの事態が続く可能性があります。

 

やはり、

住宅にできることとしたら、

① 気密性能の確保 (保温力を高める、温めたエネルギーを逃がさない)

② 断熱性能の確保 (少ないエネルギーで住まいを温めることができる)

③ 太陽光パネルの導入の検討 (自家消費でピーク電力を抑える)

④ 蓄電池の導入検討 (10年の売電終了後でよいと思います)

これらの中で、

気密性能があって、断熱性能が発揮される基本を守り、

住まいの快適性と経済的安定性を両立した住まいにしていくことが

大切です。

同時に、

これらのことは、現在の自分たちの住まいの経済性を考えることにとどまらず、

子供たちに、安全な未来を残していくために必要なことだと思います。

 

太陽光パネルの搭載は、

もう、元がとれないんでしょ?

と言われる方もいらっしゃいますが、そうではありません。

 

電気代が年々上昇していくことを考慮すると、

やはり太陽光パネルは効果があると思います。

【併せて読みたい】

・太陽光パネルや、太陽熱温水器は省エネ性を高める

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【平屋】断熱構造見学会(松本市)