暮らしのコラム
2022/02/17 Thu
外は、水たまり部分が凍り付いてしまうような気温でも、
室内を暖かくすることは可能です。
その時に注意しないといけないのが、
結露を考慮した設計をすることがあります。
室内の水分量のコントロールも必要ですが、
そもそも、建物全体の湿気をどのように処理していくかを考えておく必要があります。
以前のコラムにもありましたが、
「外壁が湿気を通すのか、通さないのかを決めておくことが重要」です。
これによって、
建物内部の「湿気・水分量」に対してどう考えていくかが変わります。
実際に、雪解け部分が改めて凍ってしまうようなタイミングであっても、
外が雪が降ってきていても、
結露しないように設計していくことが重要です。
この写真で分かりにくいですが、雪が降り始めています。
薪ストーブを入れれば大丈夫。
とか、○○を入れれば結露しない。
ということではなく、
どのように水分をとらえているのかを考えて設計することが大切になります。
そうしないと、
壁内結露を起こしかねない設計になってしまうこともあるので、
注意が必要です。
特に重要なのは、外壁面の「透湿」をどのように考えていくか。
が非常に重要になります。
住まいの設計の中で、設計者に質問してみるのもよいでしょう。
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