暮らしのコラム
YKKさんから、
さらに性能UPの高性能トリプルガラスが発売されます。
「窓の断熱、次のステージへ」と、素敵なタイトルですね。
窓ガラスとしては、
さらに日射取得率を向上しつつ、断熱性能のUPを図ったもの。
今までの日本のガラスは、
断熱性能を向上させると、ガラスの日射取得が下がってしまう、
という一進一退に苦しんできました。
そこで、解決の糸口になったのは、
サンゴバン社のECRAZガラス。
いよいよYKKさんも、取り入れにのりだしてくれたとのこと。
しかし、販売開始前から、需要が増えて、
現在、原板のECRAZガラスの入手が困難になってしまい、
いったん、受注ストップに、、
今まで、国内さんのサッシで、ECRAZを採用できたのは、
エクセルシャノンさんのみでした。
しかし、エクセルシャノンさんは、パッシブハウス申請には適用できない、、、
という、こちらも、バランスが取れず、、、
その間を縫っての、YKKさんからの高性能ガラスの登場でした。
制作木製サッシに加えて、
YKKさんのECRAZが使えるようになると、
コストのバランスをとることにも選択肢が増えてきます。
早く、実用ベースに乗せられるように検討してみたいですね。
ただし、
木製サッシで制作する場合のECRAZガラスとは、
YKKさんのガラスは若干性能が異なる様子。
ガラスをトリプルガラスに加工する際に、
日本で加工して、一部、日本製のガラスをはめ込むようで、
その分、若干ガラス性能が下がってしまう様子。
うーん。。。
少々もったいない気もしますが、
まずは、実用ベースに乗ってくれることが大事。
今後に期待していきたいですね。