暮らしのコラム
「人は、椅子によって姿勢を悪くさせられている。」
タイトルにも載せましたが、
昔、木工職人でもある椅子作家さん・朝倉芳満氏に教えていただいた言葉です。
とても、衝撃的で印象に残る言葉でした。
(KIDS komachi 2017夏号より)
ふと、雑誌を見ていて、「UPRIGHT」の記事を発見して思い出しました。
備忘録として、簡単にまとめておこうと思い、コラムにしました。
(最初に申し上げると、少々偏った文章になっています(笑))
UPRIGHT制作者の朝倉氏から、
「座ることは、実は体に大きな負担がかかっているんです。」
「椅子に座っているときの方が楽に感じますが、実際は人間は立っている時が
最も自然な姿勢だと言われています。」
(UPRIGHT HPより参照:豊橋木工さんのHPより)
はっと、させられました。
休むつもりで、椅子に座っているけど、実は疲れている。
そういえば、自分は椅子に座ると体勢を良く変えているなぁ。
この時、「椅子」って奥が深いなぁ。とつくづく感じました。
子育て世代の方は、子供用の椅子としてよく名前が挙がるのが、
STOKKE の「Tripp Trapp」ですね。
(STOKKE HPより参照)
ベビー用品を展開しているSTOKKEから販売されているので、気になる方は多いようです。
カラーバリエーションも展開が多く、キャッチーな感じがありつつ北欧製なので、人気があるようです。子供用の椅子。といえば、最近カフェなどでも見るようになりました。
そして、こちらがUPRIGHT
(豊橋木工 HPより参照)
どちらも似ていますが、大きく違うのは
背中が当たる部分と座面。
Tripp Trapp は、北欧製品に特徴的な、直線で構成されているところがあります。
対して
UPRAIGHT は、人間の「座る」という動作と「体格」を意識した形状から曲線を採用しています。
ちょっとの差なのですが、実はこれが大きな差となります。
腰を包み込むホールド感は、大人になってもこの椅子を使うことができる所以にもなっています。
UPRIGHTに実際に座ってみるとわかりますが、
大人でも、姿勢をきれいに保たせてくれます。
唯一、
UPRIGHTの難点を挙げるとしたら、価格が高いところ。
インターネットの販売サイトでも価格に差はありますが、
UPRIGHTの方が安いということは、まず無いでしょう。
それでも、日本製で無垢材のUPRIGHTと海外製という点を考慮していくと
子供のためには、少々高くても買ってあげたいと思うところです。
お分かりだと思いますが、
私は、「UPRIGHT派」です(笑)
好みもあるので、どちらが良い。ということではないので、
あくまで、一人の感想と好みとして、ご参考ください 。
気になる方は、ぜひ比較していただいてから購入することをお勧めします。
UPRIGHTは、
松本なら、シャルドネ松本さんにあります。