暮らしのコラム
広いLDKを確保しようとすると、
「収納」が削り取られてしまう事があります。
暮らしやすさを考えると、
英設計では、収納を削ることはおススメしておりません。
しっかりと必要な収納を確保しつつ、
しまうべき物、子供が触ってよいエリア、みんなが把握しやすい収納エリア、
などを、設計段階から計画に含めておくことが大切です。
特に、
このあたりの部分は、HPや施工実例の写真では把握しにくい部分になります。
完成見学会や、設計を依頼しようとしている設計者に、
質問をしてみるのもおススメです。
収納をどのように考えているか、
使いやすい高さや、
「ここに、こういったものをしまうと便利だと思いますよ。」という提案が
大切だと考えています。
例えば、
キッチンの対面部分に収納するスペースを考える。
A4の書類や、ハサミ、ペン、マジック、電池・・・
生活に必要なものがLDKでは、こまかくあふれてしまいがちです。
こういった部分は、
ひとつひとつが、小さいもので、
でも、重要なもの。
使いやすい収納を考えておくことが、大切になります。
そして、子供に簡単に触ってほしくないけれど、
みんなが把握していてほしいもの、、、
という、矛盾も出てきます。
実際に、限られたスペースをどのように、
どんなサイズで、活用するか。
は、各ご家族様によって異なります。
英設計の施工実例に出てくる、
LDKのキッチン回りのカウンターも、
実は、細かくサイズが、各物件で異なっています。
自分たちに使いやすい高さ、収納の種類。
これらを一緒に考えて、「暮らす質」を高めていく装置を一緒に考えてみませんか。
使いやすい収納を一緒に考えましょう。