あとちょっとの工夫 時計のアイコン 2022.08.19

小さな家で高性能 - 一級建築士の考える平屋 -①

英設計では、

コンパクトでありながら、性能が高く快適な、

「小さな家 – 平屋 – 」

も設計のご依頼が多く、オススメしています。

コンパクトにして、建物自体を小さくしていくと、

限度はありますが、

建築費を抑えられる、というメリットも出てきます。

 

それ以外にも、メリットもあるので、

ご紹介していきたいと思います。

断熱性能が向上しやすい

2階建てに比べて、外壁面積や外皮面積が減りやすいので、

室内の空気体積も減少するので、

断熱性能が向上しやすい、というメリットがあります。

平屋の場合は、東西に建物を長く設計するこが多く、

南側に面する部屋を多くとることができるので、

日射を多く取得することができます。

それにより、

暖房負荷も減少する傾向になります。

暖房負荷が減少すると、エアコンの能力を小さくすることができるので、

メリットが出てきます。

(しっかりと気密、断熱が出来ていることが前提です)

信州の敷地では、平屋を実現しやすい

都心部に比べると、

信州は広い土地や、 隣地との空間があったりして、

のびのびとした計画が出来たりする分、

松本、安曇野、塩尻周辺では、平屋を計画しやすいのが特徴です。

英設計では、

松本、安曇野、塩尻でも平屋を設計しております。

周辺からの陽ざしの考慮も忘れずに、温かい住まいになるようにご提案しています。

英設計では、

土地探しも一緒に行っているので、

平屋が計画可能そうな敷地かも、購入前に一緒に判断することをお手伝いしています。


小さな坪数の建物でも3LDKを確保できる

設計の工夫次第では、

30坪を下回る建物の大きさでも、

洋室2つ+タタミの和室1つ+室内物干し空間

(脱衣場と洗面台別々の空間)

を確保した平屋を設計することも可能です。

工夫が必要ですが

写真の実例も、30坪を下回った建物の大きさで実現しています。

それでも、リビングはのびやかに設計して、

南側にはウッドデッキから外につながる空間も演出できます。

もちろん、2LDKに絞っていくとさらに建物の大きさをコンパクトにしていくこともできます。

建築費用と室内の必要な空間をバランスをとっていき、

割り切るところは割り切って、

無駄をそぎ落としていくことで、

必要な空間を生み出すこともできます。

自分たちに必要な広さを考えながら、設計を詰めていくこともできます。 

廊下を減らす工夫が必要

でも、気を付けないといけないポイントもあります。

ここが、とても大切です。

平屋は、設計をきちんと考えないと、

① 廊下が多くなってしまう (超重要!)

② 使いにくい、だぶついた空間が出来てしまう。

③ 間取り優先だと、立面(外観)が格好悪くなってしまう

④ 日射がしっかりとれるか、日影がどこから来るかをしっかり判断しておく

という要注意ポイントがあります。

ここは、どちらかというと、

設計の情報整理の内容による部分が多いので、設計力が試される部分になってきます。

(もちろん、2階建てにも共通する内容ですが・・・)

しっかりと要望を聞いて、

プランニング上で、余分が出ないように設計をまとめることが重要です。

特に、

陽ざし(日射)がしっかりと確保できないと、

2階建ての吹き抜けありの住まいと比べると、

室内の明るさや、日射取得が確保できずに、寒い住まいにもなりかねません。

平屋は、難しいですが、

将来にわたって、ワンフロアで生活できて、

外にも出やすい空間が特徴的なので、

永く暮らすには、とてもおススメです。


【併せて読みたい・・】

https://www.hanabusa-sekkei.jp/column/%e5%b9%b3%e5%b1%8b%e3%81%a7%e3%83%af%e3%83%b3%e3%83%95%e3%83%ad%e3%82%a2%e3%81%a7%e6%9a%ae%e3%82%89%e3%81%99-%e4%b8%80%e7%b4%9a%e5%bb%ba%e7%af%89%e5%a3%ab%e3%81%ae%e8%80%83%e3%81%88%e3%82%8b%e5%b9%b3/
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