施工例
- 計 画
- 設 計
- 施 工
- 完 成
安曇野市で、
アルプスの山並みを眺めて暮らす、
薪ストーブのある登山家の平屋が地鎮祭を迎えました。
現地で、神主さんによる
地鎮祭をおこない、工事の安全を祈願しました。
西側にアルプスを眺めることができる雄大な敷地で、
計画をさせていただき、ご依頼をいただきました。
オープンシステムによる職人さん参加の地鎮祭と契約会を行います。
工事の安全を祈願して、
みんなで神事に臨みます。
いよいよ工事が始まります。
今度は、
契約会を行うため、
工事決定業者さまを交えての工程確認と顔合わせ会を行います。
仮設業者さまから、クリーニング業者さままで、
みんな集まり、
工事に携わってくれる職人さんたちと顔合わせを行います。
お施主様も、職人さんもお互いに顔が分かる状態で、
工事がスタートできることは、
「誰のために工事をしているのか」
「誰が工事をしてくれているのか」
「誰に、ありがとう、を言えばよいのか」
これが、わかることがとても気持ちの良いことです。
職人さんたちも、
工事の注意事項を確認して、
自分の工事がほかの工事と連携する部分を確認していきます。
職人さんたちからも、お施主様へ挨拶をいただき、
お互いに自己紹介をしていきます。
お施主様からも、職人さんたちへ挨拶をいただき、
お互いに工事が始まるんだ、という気持ちになりますね。
最後は、全員で記念撮影をして、
いよいよ工事が始まります。
地鎮祭が完了すると、
いよいよ、工事着工になります。
現地で建物の配置位置を、基礎業者さまと確認をして「丁張」を起こしていきます。
これで、現場に建築される建物の位置が確定します。
丁張を掛けて、いよいよ基礎工事の掘削がスタートします。
地面にラインを描いて、
重機で掘削をしていきます。
高さの確認をしながら、堀込をしていきます。
掘っていく深さが、
地域によって異なるので、しっかりと確認しながら進めます。
基礎工事の中で、
水道業者さんも間に入りながら連携して工事を進めていきます。
(青い配管が、水道用の配管)
防湿シートの施工が完了すると、
鉄筋を並べて、いよいよ検査を行います。
図面通りの施工になっているかを、
現場で検査していいきます。
英設計の場合、全数検査になるので、
この検査は、結構ハードですが、
基礎の構造は、コンクリートに隠れてしまうので、
ここでの検査が非常に重要になります。
配管が貫通するところも、しっかりと補強されていることを確認します。
社外の第三者検査も行い、
問題なく進めることができるようになります。
お施主様にも現場にお越しいただき、
コンクリート打設前の状況を共有させていただきました。
コンクリートを打ち込んでしまうと、
見えなくなってしまうところがあるので、
このタイミングでご説明をしたりします。
設計通りに、南側の建物から日影を受けないかを
シミュレーターを使って検証していきます。
実際に、設計通りに
南側の陽ざしが、室内に取り込まれることが確認できて、一安心です。
設計時には、南側の建物が無い状況でしたが、
そこをイメージしながら、設計してばっちりでした。
コンクリート打設前にテルテル坊主が基礎屋さんによって、
取り付けられました。
コンクリート打設の時に晴れますように!
【基礎コンクリート打設 の様子】
(写真のクリックで、打設の様子の記事にジャンプします)
上棟前準備 ~土台敷き~
基礎工事が完了して、いよいよ大工工事に移ります。
上棟をむかえました!
上棟が完了すると、
耐震に必要な耐力壁部分や、金物部分が施工されていきます。
そして、断熱材を施工する前にしっかりと検査をして、
全数金物が施工されているかをチェックしていきます。
窓サッシも施工されて、
着々と建物の形が見えてくるようになります。
並行して、
外部での防水施工も進んでいき、
雨が侵入してこないように、施工していきます。
現場で気密測定 C値=0.1 (高気密高断熱)
上棟が完了した後に、
金物の検査、耐震部材の検査をして、
現場で断熱材を施工していきます。
断熱材を施工した直後に、
現場で気密測定を行います。
現場で塗り壁パターン確認
英設計では、
図面に書き表しきれない部分は、現場で一緒に確認することを大切にしています。
現場で、図面に書き表しきれない部分を、
職人さんと直接ニュアンスを確認しながら進めていきまs。
大工工事進行中
気密測定が完了して、C値=0.1 という高気密性能が確認できたところで、
大工工事がスピードアップしていきます。
現場で、図面通りに進捗しているかを確認しつつ、
監理を進めていきます。
内部左官パターン確認
外壁工事と同様に、内部に塗り替え仕上げがある場合は、
内装の塗り壁パターンのニュアンスを確認していきます。
直接、左官業者さんと確認打ち合わせを行っていきます。
内装工事スタート 塗り壁工事
大工工事が完了すると、仕上げの塗り壁工事が進んでいきます。
仕上げ工事が進んでいくことと並行して、
外部の塗り壁の完了確認をしつつ、
足場を解体できるように準備を進めていきます。
足場解体で外観お披露目
内装工事が進捗して、外観工事も完了して、
足場が先に外される運びとなりました。
薪ストーブの工事がこれからなので煙突がまだ伸ばされていません。
これからもう少し工事が進みます。
障子の施工と仕上げラストスパート
英設計で採用が増えてきている「障子」
天井の抑えられた室内と天井いっぱいの障子がいい感じで施工されています。
アルプスの山をゆったり眺める、薪ストーブで暖かく暮らす登山家の平屋 とは、
景色を楽しみながら、平屋でのんびり暮らしたい。
登山や山が好きで信州のこの地を選ばれたお施主様。
土地探しからお手伝いをさせていただきつつ、たくさんの土地を一緒に見て回りました。
アルプスの山並みをリビングから眺めながら、快適に暮らす。
薪ストーブで暖かく過ごすことができる断熱性能を保ちつつ、
太陽の陽ざしもしっかりと取り込むことができるパッシブ設計を採用。
家事動線や、収納の配置計画もしっかりと検討して、
暮らしのリズムにしっかりと寄り添うことができるようにデザインさせていただきました。
リビングからも山並みの景色を眺めつつ、
南の太陽の陽ざしを最大限取り込むことができるパッシブ設計を採用しています。
障子を採用して、落ち着いたデザインで閉じることができ、
上品できれいに仕上げることができました。
天井高さも2235mmとし、
重心が低く、どっしりとした空間になり、
天井が低いと思いきや、とても気持ちの良い空間に仕上がっています。
畳スペースとリビングがつながり、
畳でゴロゴロしながらも、山を眺めることができるように計画しています。
リビングとダイニングは横並びとしつつ、
配膳しやすい計画であるとともに、
キッチンから、リビングと和室が見渡せて、窓の外の景色も眺めることができます。
キッチンの背面収納は、木製造作でオリジナルの収納としています。
腰までの高さとして収納力を確保して、
将来にわたっても使いやすい高さになるように計画しています。
薪ストーブは、ストーブの下に薪を乾燥ストックできるタイプを選択。
薪ストーブ越しにもアルプスの山並みを楽しむことができます。
書斎からも山を眺めることができるようにレイアウト。
どこからでも山並みを楽しめるように設計させていただきました。
書斎の陽ざしは、南日から強く入りすぎないように、窓サイズを工夫しつつ、
きれいに光が差し込むようにデザイン。
■住宅性能
耐震等級3(長期優良住宅 認定)
断熱等級6 Ua値=0.34 HEAT20 G2 (パッシブ設計)
気密性能 C値=0.2
ZEH対応
■仕様
高断熱樹脂サッシ (Ykkap)
高断熱木製玄関ドア (ユーロトレンドG)
床:無垢フローリング(ミツロウワックス) (USoak)
壁:漆喰塗り+杉板仕上げ
暖房:薪ストーブ+ 冷房用エアコン
太陽光パネル
太陽熱温水器
造作背面収納
造作洗面化粧台
和室あり
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