暮らしのコラム
住まいづくりを検討していく中で、
「予算」を大切に考える方は多いと思います。
もちろん、大切なことです。
ですが、
ちょっと、間違えて予算を考えてしまう方が多いようです。
その最たるポイントが、「住宅ローン」
いろいろな、ポイントで間違えて理解しやすいのが住宅ローンです。
時には、
その間違いや、思い込みが大きな損を生むこともあります。
インターネットで、銀行などのHPを見たりすると、
金利の低さを売りにして、アピールする銀行なども多いと思います。
「低い金利が一番大事。」と思われる方も多いと思います。
決して間違いではありませんが、
それだけに気を取られすぎると、意外な落とし穴にはまってしまうことも?!
金利が、低いことも大切ですが、
今回のコラムでお伝えしたいことは、
「借りる金額で決めないこと!」 です。
・・・ん?!
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は、これって非常に大切なこと。
少しずつ、解説していきましょう。
①「借りる金額で決めるということ」
私たちは、「3000万円」の住宅ローンで検討しています。
という方がいらっしゃったとします。
これ、
どの銀行も同じ条件でしたら、問題にはならないのですが、
銀行によって、金利も、それ以外にかかる費用も全て異なります。
仮に、35年固定で検討したとして、
A銀行では、
「3000万円」借りるのに、金利が1.0%ならば
35年返済で、月々84,685円という計算が出ます。
B銀行では、
「3000万円」借りるのに、金利が1.5%ならば、
35年返済で、月々91,555円となります。
ほら、
金利が安い方がいいじゃない!
確かにそうなるかもしれません。
しかし、この場合、
金利のみに気を取られるという、
銀行の戦略や術中に陥ってしまっていることがあります。
② 金利以外の費用も考える。
先ほどの、A銀行と、B銀行がありましたが、
単純に金利は、A銀行の方が安かったけれど、
実は、
住宅ローンは、各銀行それぞれに、特徴があるので、
金利以外にも費用が掛かります。
それを一つ一つ比較していかないと、
本当に、どの銀行が自分たちに適切なのかがわからないのです。
その、「わからない」を
英設計では、一緒に適正な住宅ローンを探していくお手伝いをしています。
③ 変動金利だったりしたら、考えモノ
さきほどの、①、②は35年固定金利だから比較できたけれど、
そもそも変動金利や、10年固定などで比較していたら、
そもそも、未来の想定などできません。
返済額も、安定しないし、11年目には、返済額の上昇なんてことも、、、
大切なのは、
「私たちは、いくら月々返済していくのか。」
ということに目を向けていくことをお勧めいたします。
そうすると、
同じ、月々90,000円の返済でも、
銀行によっては、35年固定で、
3300万円の借入が出来る銀行もある場合があります。
借入金額を決めてしまうと、
気づかぬうちに、300万円損をしてしまうこともある場合があります。
今回の金利や、諸費用、借り入れ可能金額の差などは、
説明用の内容になりますが、
英設計の資金計画セミナーでは、
住宅ローンで損をしてしまうポイントを、
出来るだけわかりやすくお伝えしています。
「借入金額を決めてしまう」ということを間違えてしまうと、
気遣いないうちに、損をしてしまうかもしれません。
資金計画や住宅ローンのご相談は、
【賢い住まいづくりの勉強会】や【無料相談】で、
お気軽にご相談ください。