キッチン(台所)まわりを工夫する3 ~使いやすいキッチンのデザインを求めて~
キッチンの使い勝手を工夫する。
ということは、設計士の中でも特に気をつけて計画する部分です。
特に、キッチンの中でゴミ箱をどこに置くのが良いか?
は大切なポイントです。
限られた空間の中で、
効率よく、機能的に調理ができるようにしつつ、
リビングから見えるデザインもきれいに保ちやすくなるようにする。
そして、
収納力も確保する。
と,
実は、意外と満たすべき要素が盛りだくさんの場所になります。
単純に、メーカーの既製品キッチンサイズが 2m55cm(2550mm)
が入るようにスペースをとる。
キッチンの背面には、メーカーの既製品背面収納を据える。
ということで、まったくダメ。ということでは無いのですが、
せっかく、こだわりたいのであれば、
キッチンという場所は、アイディアを練り込む宝庫になり、
設計力が試される場所にもなります。
私自身も料理をするので、
調理空間の効率的利用の方法や、使いやすいように計画したいと思って、
日々研究をしております。
実は、キッチン周りの空間やリズムって、
暮らす方によってさまざまなのです。
今回、デザインの一つとして取り上げてみるのが、
キッチン周りに置く、「ゴミスペース(ゴミ箱)」の位置についてです。
この場所が絶対に、一番いい!。。というわけではなく、
全体の収納量や、バランスによって成り立つので、
万人に共通できるデザインではないですが、一つのアイディアとしてご提案です。


シンク下にゴミ箱の配置をご提案する理由はいくつかあるのですが、
大きな理由としては、
意外と、シンク下のキッチン収納部分は、排水溝と排水管に隣接していて
どうしても、少し湿気っぽくなったり、
排水管が近いため、意外とうまく使えない場合もあります。
上記の理由が、当てはまるな~。
と思われる方は、
シンク下を思い切って、ごみ箱収納スペースに切り替えてしまうこともオススメです。
背面収納側にゴミ箱スペースがなくなり、
リビングやダイニング側から、ごみ箱の状態がチラ見えすることも
予防することができるという、メリットもありあます。
良いことばかり・・?!
と思われがちですが、
デメリットもどうしても発生してしまいます。
・どうしても、収納スペースは減少してしまう
・対応できるメーカーが限られている。(少し高額帯・上位キッチンのみ)
・上位機種のみのキッチンが対応なのでコストは、少し上昇してしまう。
メリット・デメリットと暮らし方のバランスやリズムを考慮する中で、
やっぱりこれは、こだわりたいな。
と思える部分には、
思い切って、実行することも大切なことだと思います。
キッチンは、確実に毎日利用する場所なので、
ストレスが少ない計画にしていくことがとっても大切です。
ストレスの少ないキッチンだと、
ご夫婦や、ご家族、パートナーと一緒にキッチンに立って
一緒に料理を楽しんだり、助け合ったり。
ということができやすくなると思います。
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