あとちょっとの工夫 時計のアイコン 2026.07.29

信州の魅力 ~赤松のちから~

信州の魅力 ~赤松のちから~

先日、

いつも木材でお世話になっている、綿半建材様のアテンドで、

東京のプレーリーホームズさんへ見学に伺いました。

東京 プレーリーホームズ 見学

 

プレーリーホームズさんは、

英設計の床材でお世話になっていたり、

室内の内装用の板張り材などでお付き合いさせていただいている業者様です。

 

プレーリーホームズ 見学

 

今回、プレーリーホームズさんが商品化されている、

赤松を原材料とした、

「あづみの松」の魅力について、お話を伺ってきました。

あづみの松 プレーリーホームズ

 

松本市の「市木」でもある「赤松」

実は、松本市の「市木」である、「赤松」

この由来は、ススキ川沿いにきれいな樹形の赤松が多くみられたこと、

松本市全体に、山地だけではなく、平地まで赤松が多く根付いていたことから、

市のシンボルの樹木として、昭和49年9月26日に制定されたようです。

  

やせた土壌にも最初に育つパイオニア

赤松は、「森の先駆者(パイオニア)」とも呼ばれるようです。

 

やせた土地や、ほかの植物が根付きにくい土壌であっても、

最初に育つ木、として、後の世代へ豊かな土壌を作ってその役割を終える樹木でもあるようです。

赤松は、切株から新しい芽を出す、「ひこばえ」を芽吹かせて、

再生する力が、ほとんどないのも特徴の様です。

 

やせた土地に育つ、というのは「信州そば」にも通じるところがありますね。

この点からも、信州のそば・赤松、というのが、

やせた信州の土地を守り、後の世代へとつないでいった歴史があるのだと思います。

 

ちなみに、他の県でも、

有名な赤松として「南部アカマツ(岩手)」などとして、日本一のアカマツの山地もあるようです。

こちらも、わんこそばで有名な「蕎麦」の聖地ですね。

蕎麦と赤松は、その土地・歴史のスタートに深く関わってきたのだと感じます。

 

森の先駆者としての赤松。

暮らしの先駆者として、次の世代のための環境や礎(いしずえ)を生み出す点は、

パッシブハウスに通じるものがあるように感じました。

 

しっかりと考えて、後の世代につなぐことが出来る住まいの提案する。

寒く、厳しい信州の環境で、

次世代につながって、次の世代も利用価値を見出していける建物を設計することが、

何よりも大切だと、改めて感じさせてくれました。

 

 

燃料としても活躍していた

松は、松脂を多く含み、火付きが良く火力も強いようで、

薪などにも用いられていたようです。

 

身近な燃料としても、重宝され、

薪や炭などにおいて、利用されてきたようでした。

 

炭化したものは、松炭とも呼ばれ、高温で燃えることから、

クリの炭などとともに、日本刀や高級包丁の制作の燃料としても使われたようです。

 

様々な利活用と、生活の基盤を支えてきた赤松。

赤松の魅力と、底力を学ばせていただきました。

 

松本の市木でもあり、

信州に多く根付いている「赤松」

  

地域の資源を循環できるように、利用して、地域に資材として活用していく。

プレーリーホームズさんの「あづみの松」は、

塩尻市の工場で生産されています。

地元で生産して、地元で消費していく、地産地消にもつながります。

歴史を感じ、

その土地、その風土気候に適した材料も提案していきたいですね。

 

赤松を愛し、信州との歴史を感じながら、

赤松の魅力を発信していきたいと思います。 

 

マツタケも生まれますしね。

   

見学の詳しい様子は、Youtube動画にて

近日公開予定です。

(現在、編集中)

 

アカマツのフローリング材の特性や、

不具合に対応するための加工の工夫などの魅力を語っていただいています。

お楽しみに。

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