いつもブログを見て頂きありがとうございます。
英設計の天津です。
熊本地震に続き、千葉県の豪雨被害では大変な状況ですね。
被害を受けられた方には、謹んでお見舞い申し上げます。安心安全な暮らしが一日も早く再開されますことを心より、お祈り申し上げます。
地球温暖化による気温の上昇は、大気中の水蒸気量を増やし(大気が保持できる水蒸気量が増える)、集中豪雨が増えると聞きます。
我々に出来る事は何があるのか日々考えさせられます。災害を抑える努力と共に、災害に備える事を忘れてはいけないと思います。
建築においても、水に対してどう考えるかがとても大切になってきます。
今回は英設計のウッドデッキの作り方について、ご紹介します。

こちらは『森の中に暮らす窓をもつ、薪ストーブのあるコンパクトなワークスペース』のウッドデッキです。
デッキの材料は、セランガンバツと言って東南アジア原産の常緑広葉樹です。バツとは石を意味しており、名前の通り硬く耐久性の高い素材になります。
ウッドデッキは特に雨にさらされやすい場所なので、耐久性の高い素材を使っていきます。

また大事なポイントとして、水や土から出来る限り切り離すことです。
コンクリートでベースを作った上に束を立てるのですが、その間に10mmのゴムパッキンを挟みます。
そうすると雨が降っても、木の小口に水が付きにくく腐食も抑えてくれます。木は細かい管が縦方向に走っているので、小口面からの吸水が圧倒的に多くなります。
なので、それを防ぐためにゴムパッキンを挟んで水が付くのを防ぐのです。

それともう一つ大事なポイントが、デッキ材同士は5mmの隙間を設けていきます。
そうすることで雨水が下に流れるようにします。この隙間は5mmより広すぎると小さい子の指が挟まってしまい危ないのと、5mmより狭すぎると雨水が排水されにくいので、今のところ5mmが最適解だと考えています。
またデッキの正面には幕板を取り付けているのですが、そこも5mm空けて付けたいので、ビスの所にワッシャーを挟んで留め付けて雨水が溜まらないように配慮してもらってます。
(少しマニアックすぎましたね・・・。)
雨と上手に向き合いながら、建築する事を忘れないようにしていきます。
また、こちらの現場は8/22(土)と23(日)に完成見学会を開催させて頂きます。
まだ若干の空きがございますので、ぜひお問い合わせください。
「暮らしのカタチ」があります