2020.01.17 Fri

朝、タタミでストレッチできる室内物干しのある家事楽な家 ~施工中の様子~

現場日記
着工の様子写真

地鎮祭が完了して、

建物の位置が確認できたら、いよいよ基礎工事が始まります。

基礎屋さんが、敷地の地面に建物を建てるための位置を正確に割り出していきます。

現場で、天津君が図面通りかを確認して、いよいよ地面を掘り進めていきます。

掘削を経て、

基礎のコンクリートを打設するための鉄筋をくみ上げていきます。

住宅用の基礎の鉄筋を検査している写真

鉄筋が、規定のルールに基づいて組み上げられ、

設計図通りの鉄筋の本数や間隔になっているかをチェックしていきます。

その他にも、鉄筋同士が番線(針金のようなもの)にて

きちんと、結束されているかを注意深く、目視でチェックしていきます。

抜き取りの検査ではなく、

全数チェックなので、鉄筋のチェックには神経を使います。

 写真で見てわかるように、

鉄筋の下のビニールシートが結露している様子が分かります。

これは、基礎の下の地中の湿気を防いでいる様子です。

べた基礎では、15cmの厚みがあれば、

防湿コンクリートとみなすことが出来ますが、

英設計では、その下に、防湿フィルムシートをを敷き込み、湿気の対策を行っていきます。

鉄筋の型枠が起こされている様子写真

鉄筋のチェックを行った後は、通りがきれいに出ているか、を確認していきます。

安曇野市は、凍結震度が深いため、

建物の外周部分のコンクリートは、地中深くに設置されます。

(意外と、凍結震度を守っていない現場を街中でみかけます。。。)

検査をしながら、

写真を撮って、記録を残していきます。 

住宅用基礎の鉄筋をしっかりと入れている様子

住宅用の基礎は、コンクリートを打設してしまうと、

鉄筋の様子が分からなくなってしまうので、

コンクリートを打設する前の状態を慎重に検査することが大切です。

決して、あせることなく、時間をとって検査をしていくことが大切。

被り厚さが確保できているかを検査している様子写真

鉄筋がコンクリートに保護されるために、

規定の厚みが確保されているかを確認しています。

規定値は、40mmが最低ライン。

60mm確保できているので合格です。

法律レベルギリギリで施工すると、

コストは落ちますが、現場で検査するとうまくいかないことが多々出てきます。

コストが多少かかってしまっても、

住宅用の基礎の見えなくなる部分はしっかりと施工することを優先していきます。

立ち上がり鉄筋の検査

基礎の外周部分の鉄筋の間隔が適切かを検査していきます。

図面通りの寸法になっているかをチェック。

番線のゆるみが無いかも検査をしていきます。 

耐圧盤の鉄筋検査の様子写真

耐圧盤の鉄筋の間隔もしっかりと検査をしていきます。

床上の柱の間隔に応じて、

基礎に必要な鉄筋の本数が異なります。 

しっかりと構造の計算をして、

適切な鉄筋の本数が確保できるようにすることが重要であり、

それが現場で正しく施工されているかを監理することが大切です。

お施主様の代わりに、現場でお施主様の立場で検査をするのが

設計事務所の使命です。

ちょっと気になることがあれば、現場の職人さんに質問や、図面と違う箇所が無いかをヒアリングしていきます。

コミュニケーションが大事。

排水配管の補強している様子の写真

下水の排水配管は、特に注意が必要。

排水管の径が大きいものは、鉄筋を横断してしまうので、

鉄筋を切り取ってしまいます。

切り取って終わり。ではなくて、

きちんと補強をしているかをチェックしていきます。 

検査が終われば、補正個所を直してもらい、

確認が出来たら、いよいよコンクリートを打ち込んでいきます。 

住宅用の基礎のコンクリートを打設する様子の写真

一回目のコンクリートを打設していきます。

コンクリートは、ポンプで圧送されるので、すごい圧力。 

2人がかりで、抑えながら打ち込んでいきます。

そして、打ち込みながら振動機でコンクリート中の空気を抜いていきます。

打ち込みが終わると、乾燥養生をさえて、
今度は、土台が乗るための立ち上がり部分を打設するための型枠を設置していきます。

アンカーボルトの検査の写真

ここでも、もう一度検査。

土台が乗るための立ち上がりには、

土台を固定するためのボルトがたくさん設置されます。

これも、改めて現場で検査をしていきます。

図面通りの箇所に、必要な寸法で設置されているか。

そして、何よりも気を遣うのが、

ホールダウン金物。

柱が土台から引っこ抜けてしまわないように

固定しておくための強力な金物。

これの位置は、結構シビア。 

金具のミリ単位で適切なのかをチェックしていきます。

この調整も完了して、最後のコンクリートを流し込んでいきます。

コンクリートを打設する様子の写真

ボルトにコンクリートがかからないように注意しながら、

コンクリートを流し込んで、

最後に天端を平らに仕上げていきます。 

ここも2人がかりでコンクリートを流し込んでいきます。

結構大変な作業です。

これが打ち込み完了して、乾燥養生の期間を経て、

型枠が外されます。 

基礎のコンクリートが完成した様子の写真 

基礎のコンクリートが完成しました。

キレイなコンクリートの仕上がりの様子写真

振動機で丁寧に空気を取り除いていただいたおかげで、

キレイな表面の基礎コンクリートが完成しました。

イイ感じです。

ここから、床下の水道設備配管を行って、乾燥養生をじっくりとかけます。

しっかりと乾燥養生がされ、

屋外給排水や床下の給排水配管をしていきます。

屋外の給排水完了の様子写真

屋外の給排水を完了させて、

室内の床下配管を行っていきます。

床下給排水の配管の様子写真

構造上耐力壁になるところを貫通しないように、指示をしながら施工していきます。

長期優良住宅対応が基本設計仕様なので、

給排水配管が将来的にも更新、メンテンスが可能なように施工しています。

 (全棟標準仕様です)

土台の材料が搬入されている様子

土台が搬入されて、

いよいよ大工さんが、上棟に向けて土台を組んでいきます。

土台を据え付けている様子写真

土台の固定用のボルトがきちんと土台の中心に納まっています。

これが、結構難しい。

基礎の精度も重要ですが、

土台のプレカットの精度と、大工さんが現場で全体を見ながら、

バランスをとって、据え付け位置を決めていくのです。

ばっちり。

床の土台組の様子が、大工さんから写真で報告されてきます。

大工さんからの報告写真
大工さんの施工報告写真

隠ぺい部分であり、目視の確認がタイミングが合わない場合は、

施工状況の写真を報告してもらいます。

土台と基礎に隙間が無い様子写真

基礎の施工精度が良く、

土台の下にパッキン材をかませることがなく、

気密処理がしっかりとできている状態になります。

床断熱の様子写真
床合板の様子写真

しっかりと施工され、

養生をされて上棟を待ちます。

土台を伏せてからの養生の様子写真

こういった、施工状況の報告内容は、

メーリングリストによって、英設計とお施主様はもちろん、

施工業者間でも情報が共有されて、内容がオープンにされていきます。

雨の予報もあったりするので、

雨に打たれないように、保護養生を丁寧に施工して、

次はいよいよ上棟になります!

上棟の当日は、お施主様の立会いの下

お清めからスタートします。

お施主様からのご挨拶もいただき、

大工さん一同、気合が入ります。

安全第一で上棟の作業が開始されます。

要所要所で、柱の垂直を確認したり、

大工さん同士が確認しあいながら、上棟が進められていきます。

柱が垂直にたたっていることを検測管でチェックして、

上棟を進めていきます。

大工さんたちの連携をもって、

スムーズに建物の形に組み上げられていきます。

屋根の防水施工下地を行って、上棟がひと段落します。

大工さんたちの連携によって丁寧に進められていきました。

上棟が終わると、防犯の観点から、

窓サッシや玄関が取り付けられていきます。

写真は、現場の大工さんからの報告写真。

オープンシステムでは、

現場の職人さんたちから工事の進捗情報が

メールで配信され、連携施工業者の連絡と

お施主様へ、施工状況の報告に活用されます。

外壁の銀色の髪は、遮熱材を含めた防水層になるシートで

雨漏れを防止するための施工が完了した状態です。

大工さんが下地を進めている間に、

現場では、お施主様とスイッチ・電気の確認打ち合わせを進めていきます。

上棟後の下地工事が進み、

電気の配線が完了して、

電気スイッチ・コンセントの確認ができるようになりました。

お施主様と、現場で、一つずつ

スイッチとコンセントの位置を確認していきます。

配線の経路も、

仕上がりをイメージしながら、

ここを配線で通すと後で困らないか?

ということも電気屋さんにも確認しながら進めていきます。

専門業者さんたちの施工はそれぞれ分割されているため、

全体の内容をイメージしながら現場の確認をしていきます。

スイッチやコンセントは、

図面では非常にわかりにくいので、現地に立ってみて、

改めて確認をしていきます。

このタイミングで、コンセントの数を増やすことも可能です。

しっかりとイメージをして、確認を進めていきます。

スイッチ・コンセントの位置がしっか理と確認できると、

断熱工事に移ります。

断熱材がしっかりと施工されて、

その後に貫通された、設備配管回りも、

気密処理がなされているかを、しっかりと監理確認をしていきます。

ここがとても大事!

こういった、外壁の配管の貫通部分もしっかりと気密処理を行っていきます。

どのように行うかは、内緒です。

断熱材の施工が終わると、

大工さんが再び戻ってきて、

下地を施工しながら、クロス用の石膏ボードを張っていきます。

吹き抜け部分の天井の勾配部分もイメージが出来てきました。

今回の設計は、

階段下の空間を最大限活用するように設計しております。

少々、設計の高さ寸法がシビアだったので、

現場で大工さんと微調整をしながら、

よりよい仕上がりを目指していきます。

図面通りが基本ですが、

時に、現場で少しのブラッシュアップを行うこともあります。

ここで、設計者の独断で進めるのではなく、

大工さんの意見も取り入れながら、安全な納まりかつ、

使いやすく、長持ちするように施工を決めていきます。

シビアな階段の寸法を実際に割り出してもらい、

施工する瞬間に立ち会いながら、

現場で相談しながら進めていきます。

細かい納まりをチェックしながら、

大工さんと下地の位置を確認して、施工を進めていきます。

図面に書いてあるから。

ということで進めるのではなく、

職人さんと協同しながら、現場をより良いもの担うように工夫していきます。

プロヴァンス風のぬくもりのある住まい
プロヴァンス風のぬくもりのある住まい

建具のおさまりと、

階段の手すりが干渉したり。

現場で職人さんも判断に迷うことや、

大工さん個人の判断で進めることが無いように、

なるべく、現場で指差し確認をしながら、

一緒に考えていきます。

下地の位置もしっかりと確認する

壁の中で、必要な下地の位置も現場でチェックしていきます。

洗面の鏡や、将来の手摺など。

必要な箇所に必要な大きさで入っているかを

しっかりと確認していきます。

床の施工写真

床も、必要なスペーサーをかませて張り込んでいきます。

無垢の床材は、吸湿・放湿を行う過程で、

膨らんだり、やせたりします。

無垢材のフローリングは、

隙間なく、ぴったりとつけすぎると、

吸湿したときに、床がむくりあがって、

床がぼこぼこしてしまうこともあります。

そうならないように、適した隙間を開けて

床材を張っていきます。

外壁塗り壁のパターン確認の写真

大工さんの作業が進み、

外部の工事が進むと、

外壁のパターンの確認をしていきます。

現場で、左官職人さんがコテでその場でパターンを作ってくれます。

実際に、職人さんの手で仕上げていくので、

細かいニュアンスを確認することは大切です。

外壁の仕上げが進む

パターンが決まると、

左官屋さんが塗り壁の外壁を仕上げていきます。

一面ずつ、連続した施工で一気に仕上げてきます。

天候は、暑すぎても寒すぎてもダメ。

外部工事は、天気との戦いですね。

大工工事が大詰めを迎えていくと、

内装クロス工事に移ります。

大工さんも細かい造作部材の加工をしていきます。

スイッチ部分も、

壁をくりぬいて、「スイッチニッチ」を仕上げていきます。

アーチ型の入り口デザイン

リビングから、洗面台へ向かう部分は、

アーチ型の入り口をデザインしています。

その横には、

アクセントで、壁をくりぬいた四角い空間を3つ。

こういったところに、小さな植栽を飾ったりするのも

綺麗ですよね。

大工工事が終わると、塗装工事が入ります。

内部仕上げの確認

今回は、

収納部分などに、採用する板材を

「ホワイト」に着色する部分があります。

「ホワイト」の部分の色のニュアンスは、

これも加減が必要。

お施主様にも、立会いをしていただき、

ホワイトの色の具合を確認していきます。

そして、

洗面化粧台など、細かい棚板部分などは

最終完成する前に、

取付高さや、タイルやタオル掛けの高さなどを

現場で確認していきます。

特にタイルなど、

印象意匠に寄る部分は、

サンプルを取って、実際にあてがってみて

最終決定をしていきます。

大工工事が完了して、

いよいよ仕上げ工事に移っていきます。

内装工事も進んでいきます。

内装クロス工事の写真
タイル風クロスの写真

内装工事が完了していくと、

電気設備の取付をしていきます。

プロヴァンス風の住まい

電気屋さんが位置を確認しながら

照明器具とコンセントをつけていきます。

外壁の左官工事も完了し、

足場を解体していきます。

解体前に、お施主様にも施工の確認をしていただくことができました。

お打合せのパターン通りに仕上がっているので、OKです。

プロヴァンス風のぬくもりのある住まい

柔らかくすっきりとしつつも、

甘いデザインにまとめることができました。

足場が外されると、

デッキや、エアコンの最終仕上げなど、

設備の取付作業が行われます。

プロヴァンス風のぬくもりのある住まい

エアコンの取り付けや、

ドレインのパイプなど、不具合がないかも

チェックしていきます。

いよいよ

工事もラストスパート!

設備機器の取り付けを経て、

行政の最終検査を受けていきます。

無事検査も合格になり、

クリーニングを経て、

お施主様のご厚意により完成見学会を

開催させていただきました。

コロナウィルスの感染対策を行いながら

行わせていただきました。

見学会が終わると、

いよいよお引渡しになります。

各業者さんから直接

お引渡しをしていただくため、

お引渡し時のご説明をしていただきます。

玄関ドアの使い方や、

水道設備、電気設備などのご説明を

直接職人さんからお伝えしていきます。

イノベストの取り扱い説明

お引渡し時には、

お預かりしていた、各種申請書や、

構造計算書、断熱検討資料なども、

お引渡しをさせていただきます。