2011年秋から進めていた八ヶ岳国際救助犬育成センターの第1期工事が終了し、
本日、多くの関係者と共に開所式を迎える運びとなりました。
県内外から、救助犬をトレーニングしている方やメディア関係者が開所式にお越しになりました。
八ヶ岳(富士見町)の広い空の下、神事が執り行われました。
八ヶ岳国際救助犬育成センターの村瀬理事長(写真左)は、海外でも活躍される有名な訓練士です。
どんな犬でも30分観察すれば、その犬の性格が分かり、ピタッと服従させます。
当社の所長(写真左)も育成センターの設計監理者として参列いたしました。
ここに、八ヶ岳国際救助犬育成センターが、まずはスタートしました。
今回は第1期工事完了です。
これから第2期、第3期と、まだまだやらなければいけないことが山積みです。

式のあとは、BBQパーティーで参加者の皆さんをもてなしてくださいました。
一生懸命振る舞ってくださったスタッフの皆さん、ありがとうございました。
午後の部では、体験型セミナーをデモンストレーションしました。
救助犬とハンドラー(パートナー)の連携と意志の疎通を、ドイツのトレーナーから指導を受けました。
左奥のブルーシートの下のゲージにヘルパー(要救助者)が隠れています。
(通常は、後ろの瓦礫や丸太の山、大型コンテナーの中など、犬が不安になる状況でトレーニングをします)
救助犬にとって、ヘルパーを見つけることは「遊び」として教えるそうです。
「楽しいこと」として教えてあげないと、現場は想像以上に過酷だからです。
そのため、救助犬の寿命も8年だそうです。 忠実な犬の性格だけに、かわいそうになってしまいます。


瓦礫の山、丸太の山、大きなコンテナーなど、あらゆる災害時を想定した現場を作り出します。
村瀬理事長は世界の訓練施設を見てきた経験を駆使して、世界レベルに合った訓練施設にする計画です。


村瀬理事長が購入した施設は廃屋状態の敷地と建物でした。
その敷地を整備し、建物を如何に工夫して訓練施設にリニューアルさせるかが所長の仕事でした。
ここまでになるまでには、簡単には行かない資金面や、諸事情がありました。
第1期工事が完了したときには、所長の目には泪が滲んでいました。
屋根付の柔らかい地面のドックランの広場もできました。
これで犬たちも雪や雨でも訓練ができるようになるでしょう。
やっと、第一段階が終了したところです。
これから、訓練士たちを養成する訓練棟などを計画していく、第2期工事の計画がはじまります。
いつ、どこで起こるかも知れない震災。
救助犬の持つ能力は計り知れません。
海外では当たり前のレスキュードックですが、まだまだ日本では知名度が足らないのが現実です。
救助犬とハンドラー(訓練士)がパートナーとして育成できる施設がやっと日本に誕生するのです。
「心から、ありがとう!」を贈りたい!
※本日、テレビ信州の夕方のニュースで取り上げていただき、ありがとうございました。
また、各局のメディア関係の皆様、取材にお越し頂き、誠にありがとうございました。
(by 三村 恵)
「暮らしのカタチ」があります