地鎮祭を行いました。

お施主様と職人さんに参加いただき、工事の安全を祈願する地鎮祭。

職人さんにも参加していただきます。

業者さんもしっかりとお祓いをしていただきます。

 

地鎮祭が完了すると、

工事担当業者様とお施主様を交えての工事契約会を行います。

 

実際に施工する前に、

お施主様と職人さんたちが顔をあわせて、工事の準備を一緒に行います。

お施主様からは、図面には表れない「住まいに込めた想い」を直接伝えていただきます。

業者さん一組ずつからも直接工事に掛ける意気込みをお話いただきます。

全員で、工事開始前にあいさつを交わし、

いよいよ着工です！！

 

 

 

 

 

今回は、敷地と道路の間に、水路があるので、

「水路占用」という乗り入れ口の確保からスタートします。

 

水路占用は、地域ごとに様々なルールがあるので

しっかりと市役所と打合せをして内容を決定していきます。

工事開始前にきちんと乗り込める水路養生が確保できました。

 

そして基礎工事がスタートしていきます。

現場では、鉄筋の太さや、配置の施工精度、コンクリートがどれだけ被るか。

などを細かく検査していきます。

写真にも納めるなどして、コンクリートを打ち込む前に確認をします。

 

検査がＯＫでると、コンクリートを打ち込んでいきます。

途中から天気が悪くなってきたので、雨養生をしながら工事を進めていきます。

 

基礎工事が完了すると、

いよいよ大工さんが土台を伏せていきます。

現場で基礎の水平を確認しながら床の水平を決めていきます。

ここが大事！！

 

 

土台がしっかりと据えられると、上棟を迎えます。

上棟の着手前には、しっかりとお清めをして臨みます。

 

柱の垂直もしっかりと確認していきます。

無事に上棟が終わり、記念撮影。

 

こういった節目を大切にできるのも

オープンシステムの良いところかもしれません。

 

上棟が完了すると、電気屋さんが電気の配線をしていきます。

スイッチやコンセントの配置を確認するために、電気屋さんが準備をします。

 

それを受けて、現場でお施主様を交えて

スイッチとコンセントの確認を行います。

出来る限り、使いやすいように検討をしていきますが、

コンセントに関しては、つけすぎるに越したことはないくらい、

電化製品が増えてしまったので、

将来的な目線ももちつつ、提案しながら確認打合せを進めていきます。

 

 

現場では、空調エアコン工事も進行していきます。

断熱材の施工前に、こういった壁の貫通箇所は事前に処理をしておきます。

 

断熱材の施工が終わると、

大工工事の事前打ち合わせを行います。

天津君から工事のポイントを大工さんに相談していきます。

 

写真は、階段を登り切ったときに、

リビングの吹抜けにつながる板張りの様子。

ここを滑らかにつなげるように大工さんに相談。

大工さんも技術で答えてくれます。

 

大工工事が進む中で、お施主様も直接大工さんとお話する機会もあります。

今回は、棟札を納めた瞬間。

 

外壁の準備が進むと、

現場では左官職人さんによる、外壁仕上げのパターン確認が行われます。

実際に目の前で左官仕上げを確認していき、外壁のパターンを確認していきます。

 

大工工事はもうすぐ大詰めを迎えていきます。

 

足場が外れ、外観がお披露目されます。

塗り壁と板張りのコントラストがいい感じです。

内装も順調に進んでいきます。

今回は塗り壁仕上げ。

 

ここのキッチンは奥様のこだわりのカタチです。

北側道路の場合、リビングに向かうまでの間が

どうしても少しの廊下ができてしまいます。

その際に、キッチンの前を通ることもプランによっては発生します。

 

その時に、

キッチンをセミクローズに設計することで、

キッチンの中が丸見えになることを抑え、

リビングの広がりのある方向へ来客者の意識を向けることができ、

キッチンから目線をそらすことができます。

 

かつ、キッチンにも吊戸棚の収納が確保されて、

収納力もアップできます。

 

住まいの間取りやデザインは、

その敷地の持つ性格と、住まう方のライフスタイルが合わさって実現します。

そこをどうまとめるかが、楽しい瞬間です。

 

そして今回は、

リビングに和室が繋がっていて、

ゴロゴロもできるし、つながりを生かして広々と活用することができます。

住まいに和室もやっぱりいいですよね。

 

そして、

仕上げ工事も完了すると、お引渡しを迎えます。